ご無沙汰しておりました
街を撮る気にも街歩きをする気にもならず
自堕落な日々でした
よつこら重い腰を上げてみます
夜半のからの雨も上がって
久しぶりに府庁休館を訪ねたのは
新しいレンズを試してみたかったから
オールドレンズを試すため
街歩きしていたのと同じモチベーション
こんなレンズなら
狭い空間も簡単に拾えてしまうので
ちょっと写真が下手になってしまいそうな
目が眩んでしまいそうな
少し薄陽が差して来ました...
水平121度の画角は
思っていたのとは違ったアングルも提供してくれますが
それはやっぱりなかなか癖が強い
良い空間だからこそ絵になってくれたのかも
【旧知事室】
天井の意匠などは
こうして撮ってみて解る部分もあります
【正庁】
11月の少し冷えた雨上がり
薄日が戻る前の静けさ
ここのトイレの鉄製の”看板”が
前から気に入ってます
フラットな光を感じる空間です
お昼休みになって
陽の当たる庭に面したベンチに佇むのは
見学客か職員さんか
【旧議場】
明治38年から昭和44年まで使われた議場
昭和を”最近まで”と感じるのはもう年寄りの感覚だそうで
今では始まりも終わりもただただ昔話のように
【旧議場】
当時は広かったんだろうか
それとも小ぢんまり感じられたのか
造りはとても凝っています
新しいレンズには
PhotoshopのRAW現像プロファイルがまだ無いので
歪みは一々補正しなくてはなりません
少し補正が正確ではなかったかも
暫くは我慢ですが
その代わり今時の”デジタル補正ありき”の設計は自由度が広く
昔ならあり得ないレンズを手にできるのが良いところ