京都紅葉2012

下鴨神社・糺ノ森

今年の紅葉巡りも、記事100本目でお終いという処。少し陽差しもあるうちに、最後はやっぱり糺ノ森で、いかがでしょうか。 もう北部では雪の予報も出る今日この頃。下鴨神社本殿西の鳥居脇に、まだもみじの彩りが残っておりました。 糺ノ森を流れる泉川。南北…

金戒光明寺

朝五時発表の天気予報で、それまで雨の予報が晴れに変わったんで、慌てて出掛けてみましたが、陽が差したのはほんの一瞬。散り往く紅葉にも、一瞬の光明が...。 阿弥陀堂裏手にも、秋深まった落葉の風景。 実は今日まで阿弥陀堂が、秋の特別公開中だったので…

大覚寺・大沢池

西から観ると紅,東からは黄色く見える紅葉のトンネル。この辺りは時代劇にもよく出てきます。そう言えば先ほど、五山・鳥居形の麓辺りで、ドラマのロケをしているようでした。『科学捜査研究所』と書かれたバンは、あのドラマに出てくる車両でしょうか。 久…

化野念仏寺

愛宕古道を奥まった念仏寺に、秋も早極まった感じです。まだ梢に残る紅葉は、空を透かして風に揺れていました。 境内も隅々まで晩秋の色。こんな暖かな日は、仏さんたちも笑ろぅたはるよう。

宝厳院

ほぼ散り紅葉となりつつある宝厳院ですが、今朝の陽差しに軽やかに、鮮やかに。苔や奇岩が、主役になり、脇役になり...。 冬を思わせないコントラストに、目も眩みそうな獅子吼の庭。流れる小川も、モミジ葉に埋もれそうです。 参道は赤くならずに、黄色い紅…

鹿王院

終盤にようやく彩り深くなるのは鹿王院。鬱蒼と陽差しの少ない参道は、どうしても遅めの色づきになります。それでも今年は、例年になく鮮やかではないでしょうか。 それほど広いわけではないですが、複雑に入り組んだ境内には、色々な紅葉の風景を見つけられ…

嵐山・渡月橋辺りの紅葉

渡月橋から観る嵐山は、今朝もまだ紅葉盛りに見えました。保津峡の奥には、霧が溜まっているようですし、あとで寄ってみた清滝は、この霧の中で全く陽差しのない状態。 空にはまだ『寝待月』が残って...。 渡月橋の昨日の雨露が凍り付いて、少し滑りやすい場…

広沢池傍の紅葉

上の写真を撮り歩いた小径。そこにあった小さな紅葉の景色。

広沢池の紅葉・愛宕山の初冠雪

たぶん今朝が初冠雪になる愛宕山を背景に、この時期『鯉揚げ』のために水を抜かれ、池底を晒している広沢池。湖畔の紅葉もまだ残る中、白い化粧をした愛宕の稜線は、寒々と冬の訪れを告げます。湿地となった池に、獲物を狙う鷺(アオサギ?)の姿も。

浄福寺

お寺は知らずとも、通り名では聞き覚えのある浄福寺。広い境内に大きな本堂。彩るケヤキもそれは大きなものです。でも観光で訪れる人影は無く、境内には落ち葉を掃く箒の音だけ。

慧光寺

千本通りから目にとまった二本のイチョウは、始め浄福寺のものかと思いましたが、細かな碁盤の目を走って近付いてみると、以前ヤマザクラを撮りに寄った慧光寺のものでした。本堂とお堂だけの小さなお寺に、一対の大きなイチョウが聳えて、目に付く風景を成…

本隆寺

本隆寺の大きなイチョウも、半ば散って明日は師走。早々通り過ぎそうな紅葉の季節に、ホッとしながら寂しさもひとしお。 今年は遅くまで残った感のある桜紅葉も、ようやく散り終盤でお役ご免。春までゆっくり過ごして下さい。 大のお気に入りであるこのタカ…

直指庵

黄色と紅の彩りが、差す陽に清清しい直指庵。紅葉をサクサク踏みしめて、足もずんずん進みます。 本堂からの眺めも橙色。かなり散り進んだお庭に、いっとき癒やされてみましょうか。 一段高い開山堂前に、私好みの光景が。

厭離庵

今年も紅葉に会わせて、特別拝観中の厭離庵。狭い路地を抜けた先に、一等”濃い”紅葉が潜むよう。 過去にも何度か訪れましたが、今回はちょうど良いバランスの紅葉具合。もちろんこのあと、ほとんど散り紅葉となったお庭も、それはそれで美しいのです。 苔庭…

祇王寺

こちらも人混みを意識して、少し気が重かったのですが、自転車一台だけの駐車場で、またいきなり元気に。静けき庭は、散り半ば。雲が広がり陽差しは消えましたが、それはそれでなかなかの眺め。 嵯峨の奥まった庵に、秋が深まっています。...その後大きな団…

嵐山・渡月橋

今朝はこの時刻としては、意外なほどの人の少なさ。ひと気の無さに気をよくして、もう少し廻ってみましょうか。

車折神社

今日も嵯峨野〜嵐山を廻ります。まずは車折神社へ。そう言えば、幾度も訪ねているお社ですが、紅葉はあまり見に来たことがありません。車折の紅葉盛りに行き会えて、好運な朝。 技芸の向上を願う、芸能神社の玉垣と、立派なもみじの”朱と紅”の組み合わせ。 …

法輪寺

渡月橋は、歩道から人が溢れるくらいの混雑。周辺の道路も幅員は狭いのに、多くの観光バスに加えて、不案内な他府県ナンバー車が多く、混沌としています。それでもここまで来れば、普段なら静かな秋の風景を見られるのですが、今日は100人以上の団体さんで、…

清涼寺・方丈庭園

本堂を拝観したあとは、方丈の庭へ。外からも見えている紅葉が、苔の庭に色を添えます。 散り際の儚さを演じる紅葉は、今年は十一月中に身を横たえて、冬の訪れを受け入れているよう。

清涼寺 嵯峨釈迦堂

今朝もこの辺りは、平日とは思えない人出で、門前では人力車やタクシーが、ひっきりなしに観光客を運んでいます。 そんな嵯峨でも境内に入ると、意外にのんびりした清涼寺。嵐山を借景に、紅葉と多宝塔の光景も。 聖徳太子殿 (夢殿) 周りには、紅く染まった…

宝筐院

最近出来た白砂の庭にも、今朝は紅葉と青空が絶妙です。褪せる紅葉に焦る心と、近頃めっきり弱る脚で、朝出掛けるのが厭になりがちの今日この頃。何とか”よっこらしょっ”と腰を上げて、こんな光景に出会えたりすると、出掛けて良かったと...。 境内の至る所…

平岡八幡宮

やっぱりこの辺りまで戻ると、晴れ間も見えてくるのです。これより北は雨も降るというのに。少し待っていると、青空も見えてきました。 平岡八幡も、そろそろ冬じたく。境内ではモミジから、椿へと季節が移ろっています。

中川八幡宮

中川の集落まで戻ってくると、少し雲間に日も差し始めました。 木立に覆われた境内は、陽差しにも影濃く、彩りも深い晩秋の色あい。

岩戸落葉神社

大イチョウはすっかり落葉し、葉は境内に幾重にも積もります。既に秋と言うより冬の装いに。

龍澤寺 再訪

暫く行かないうちに、すっかり落葉盛りな龍澤寺。子福観音さんも、北山時雨に少し寒そうです。この辺りは晩秋の時期、なかなか一日からっとは晴れませんね。 お地蔵さんも、お不動さんも、積もるモミジ葉に埋もれてしまいそうです。

仁和寺

毎日のように前を通りながら、そのうちそのうち...と思ってたのですが、知人のブログを見たら、既に盛りすぎの様子。ちょっと慌てて行ってみました。 下の小さな写真のように、まだ彩り賑やかな樹もあるのですが、少し葉の減ったこの樹と塔の組み合わせが、…

本法寺・巴の庭

熱心な信徒であった本阿弥光悦作庭の『巴の庭』を、紅葉が彩ります。苔庭の左手には、半円形を二つ組み合わせた円形石。右手には切石によって十角形をなす蓮池。これをそれぞれ『日』と『蓮』と読み、即ち宗祖・日蓮上人を表していると言います。 奥の瀧石か…

妙顕寺

更に静かな紅葉を求めて、妙顕寺へ。本堂横のもみじ並木が、鮮やかなグラデーションに彩られています。 諦めていた方丈の拝観ですが、お願いしてみると快諾して頂きました。数年前に寄せさせて頂いたのですが、晴れた空の下その時以上にお庭の紅葉は見事。更…

百々橋礎石

応仁の乱の折、東軍・細川勝元と西軍・山名宗全が、小川に掛かる『百々橋』を挟んで、数度の合戦を重ねたそうです。その橋材の大部分は洛西・竹林公園内にあり、橋を再現されているそうですが、そのうち礎石ひとつのみ、この地に置かれています。

宝鏡寺 外観のみ

宝鏡寺から寺ノ内通りに、あふれるような紅葉の朱。残念ながら、内部からの撮影は出来ないのです。