京都桜2009
とうとう本格的にトンネル工事が始まったらしい栗尾峠。162号線最大の難所であって、バイクの走りどころでもあるこの峠の桜も、そのうち誰にも見られなくなってしまうのかも。今日のお昼には、お日様に二重に暈がかかっていました。
こちらでも人知れず満開の普門院。でもすぐそばを162号線が走っていて、きっと気づいて通り過ぎている人も多いと思うのですが。お地蔵さんも桜の下で、背後から陽を浴びて、あったかそう。
何度か訪れてみても、誰一人見かけないこのお寺でも、何とも華やかな八重桜が、こぼれんばかりに咲いています。
ここの丘に咲く桜は、そのほとんどが遅咲きの八重桜。その八重であることに、どのような意味があるのかは知らないのですが、その一本一本が、それぞれに太平洋戦争での部隊や、戦線ごとの遺族会、戦友会などにより植樹されたもの。桜の下には笑顔が似合うも…
以前コメントを頂いたhiroさんのおかげで知ることになった雲源寺のしだれ桜。緑の姿を見るに、本当にすばらしい姿で、今年は咲く姿は撮れませんでしたが、来年は訪れたいものです。 瑠璃寺の「吉田のしだれ」もすっかり新緑。枝にはたくさんの小さなサクラン…
静原・歓楽寺:八重桜は一本が散り始め、他はちらほら咲き。上弓削・普門院:ちらほら咲き。
人知れず咲くかのように、ひっそりと訪ねる人もない中、満開の法明院門前。お堂も庫裡も開いていて、テレビの声もするのですが、声をかけても誰も出てこられません。のんびりとしたお寺に咲く花は、山桜の種類と思えますが、真白でちょっと八重のような、ふ…
黒田の郷、春日神社の百年桜もほぼ満開となりました。遠くから駆けつけた人。ちょうど通りかかった近郷の方。皆この桜花に惹かれ、寄せられるように...。
九重桜はこの冬に枝が折れたとの話も聞きましたが、門前の若いシダレザクラは、今が盛りと紅色の花をたくさん付けています。今日はお参りせずに門前を通り過ぎてしまいましたが、新緑のうちにでも桜参りをさせてもらおうと思います。
角坊別院の八重桜も満開になり、親鸞聖人も花に照らされます。本堂前のしだれも、健気にまだ少しの花を残していました。書院の側にも同じしだれがあったんですね。朝七時には、既に信徒さんが集まられて、朝のお勤めが始まりました。
この時期吉例となった周山・美山のサクラ巡り。有名な桜花も、無名な桜花もたくさん咲き、散り往きます。ムービーはJRバス「夫婦橋」バス停の桜花。
神苑の紅しだれは僅かに色あせてはいますが、まだまだ雨に打たれつつも散らずに...けれど葉の出ている枝がありました。こういう咲き方でしたっけ?
僅かに咲き残った桜花が雨に打たれ、風に吹かれます。
花は散り、花筏となって流れて往きます。
こちらはひっそりと、通り過ぎてしまいそうな紫式部の墓所。以前には気づきませんでしたが(小野卿を知らなかったので...)小野篁の墓所でもあります。この二人の関係ははっきりとしませんが、いまここにひっそりと並んでお墓があるというのも、そこが意外に…
「鬱金の桜」とも呼ばれる黄桜が満開です。この桜の前は「蹴鞠の庭」で、サッカーはじめ球技上達の御利益も。桜色で胸一杯の私も、黄桜の輝きに心あらたな気分です。
仏光寺の長らくの修復も終わり、今年は落ち着いて紅しだれが見られます。
新しくなった京都地方裁判所の周りに植えられた、これまた若い紅しだれの桜並木が満開で、町屋の残るどちらかと言えば地味な色合いの町並みで、ここだけが鮮やかな色合いとなっています。
好天の春に挙式があるらしく、モーニングを着た方々がうろうろ..。三本の紅しだれのうち二本は散り半ばになって、残り東の一本が満開です。
前回は満開前でしたが、今朝は既に満開を過ぎてました。それでも真っ青の山科の空に花を残して。
静かな境内では、朝陽を浴びて、桜が舞います。 今日は疎かになっていた京都市内巡り。“落ち穂拾い”ならぬ、残り桜拾い?_でも見ていない間にかなり満開を過ぎていたんですね。
宮津・日吉神社の「含紅桜」を撮りたかったのですが...以前見逃してしまったこのサクラを、今年もまた見逃してしまいました。江戸時代初期からこの社を照らすサクラは、大樹ではないものの、実に歴史深さを感じさせる姿。宮津藩主永井尚長に愛されたこのサク…
そして舞鶴巡りの最後は海上自衛隊の桟橋。ところがかなり枝が払われたようで、去年に比べて何だか寂しい桜並木に。奥の方にはイージス艦らしき艦影も。この春はサクラどころではない緊張だったことでしょう。
昨年感動したこのサクラ*1をまた見たくて、今年は夜桜イベントに来てみました。けれど...あまりにも”思いっきりの光の当て方”に、やはり朝靄のイメージにはかないませんでした。 *1:昨年の記事は... http://d.hatena.ne.jp/narutakiso/20080409#1207740607
桜の風景と言うには、ちょっと遅きに失してしまった感もありますが、日暮れの空気がとても気分良い眺めでした。公園の東屋からぼんやりと眺めていると、サクラ巡りなんかするよりも、ゆっくりと腰を落ち着けて、日長一日、サクラを眺めていたいものだと、つ…
八世紀初めからの歴史を誇る西国第二十九番札所・松尾寺では、開創千三百年を記念して、ご本尊「座像馬頭観世音菩薩」像のご開帳に巡り会いました。七十七年ぶりと言うことですから、これはこれはありがたいお導きでした。桜も静かに咲いておりました。
去年も行きましたが、北近畿タンゴ鉄道の丹後由良駅の前の通りは、何とも言えない昭和っぽい桜並木で、また来てしまいました。ここの色遣いなんかも、なかなか良い感じです。
たまたま通りかかった宮津中学の桜です。ここに限らず、学校には綺麗な桜がつきもの。それぞれの学校の歴史を背負っているようで、何処も立派な構えの樹です。踏切ではちょうど「特急はしだて」が通りかかりました。
安栖里駅は桜並木で有名なのか、列車を撮りにちらほら人影が。ここの駅は何か不思議な構造で、駅下をくぐる道から、直接ホームに上れます。階段の先にも桜の姿が。
南丹八木の池上院では、枝垂れ桜をはじめ見事に満開で、暖かい陽の下ちょっとゆっくりお花見をさせてもらいました。今朝は檀家さんが集まって、お寺の用事をされていました。町の人がそうやって支えてられるんですね。この桜もきっと、そうやって育まれてい…