京都通

紙屋川まわり

以前から気になっていた紙屋川の流域 町に厳然と残る大きな高低差は 秀吉の「御土居」と絡めて ブラタモリでもとり上げていました 今日は旧ソ連の35mmレンズで Jupitar-12 2.8/35 はコンタックスコピーの"Kiev"なんて洒落たカメラ用 今はこんなのも簡単にデ…

京都市役所分庁舎建設予定地

京都市役所の北 押小路通をはさんだ向かい側 以前駐輪場があった場所では新たな庁舎建設に向け発掘調査しています いまは岩倉にある妙満寺が昭和43年までここにあった跡 天正11年(1583年)豊臣秀吉によってここに移転してきたとか 其処此処にある歴史の積み重…

五条さんぽ

先日の西陣京極に続いては 秋晴れの『五条楽園』へ まず目をひくのはお茶屋・旧『三友楼』の堂々たる姿 サウナ前の『五条楽園』のサインもなくなり すっかり寂れてしまったものの 往古の雰囲気は町にまだ漂っています そこここに拘りのある意匠が陽に照らさ…

千中さんぽ

昨日の秋晴れから一転 重い雲垂れる 千中(千本中立売)あたり『西陣京極』を歩いてきました 本日あります...お掃除中 ホーム缶...だけの自販機 どこを照らすのか...ぎょろり いまでもやってるんですね千本日活 住宅に囲まれるような場所 目は合わせんように…

山之内浄水場跡は...

葛野大路御池の交差点に、新しい看板。 近寄ってみると… 山之内浄水場の跡は、京都学園大学のキャンパスになるそう。 オープンは来年の四月。 葛野大路は五条通に光華女子大、 四条通には京都外大、 そしてここ御池通に京都学園大。 賑やかになりそうです。 …

天智天皇陵(御廟野ごびょうの古墳)

ゆうべNHKスペシャル『遷宮第1回・伊勢神宮〜アマテラスの謎〜』を見て、初めて知りました、天智天皇陵がここに在るワケ...天智天皇の娘である持統天皇は、日本最初で最大の都『藤原宮』を造営し、その真南に先帝であり夫の天武天皇陵(=野口王墓。後に自ら…

七条通り・正面通り界隈

先の京都駅に続き、今日も七条に用があったので、両本願寺の界隈を歩いてきました。 観光都市の入口である京都駅のすぐそばというのに、こんなにゆるくて懐かしい色合いとコントラスト。 営業車のオアシスとなっている小さな公園。 この洋館はキリスト教の教…

大神宮

少し前から..ネットの地図を見ていて、四条烏丸の東北すぐ、建物の密集する中に『大神宮』という文字が気になっていました。どこから入っていくのかも、判らないままに向かってみると、ビルの中にここだけ町家の路地が...そしてその奥に『大神宮』の鳥居。 …

「エコちゃん」と「まゆまろ」

今日は関西Walkerのお仕事。市役所では京都市”DO YOU KYOTO?”キャラクター「エコちゃん」に、府庁では京都府広報監の「まゆまろ」に会いました。どちらもカワイく元気に撮影に臨んでくれました…。それぞれ様々なイベントで会えますので、詳しくはそれぞれのWEBサ…

ロケ地考

テレビドラマでは時代劇、特にNHKの落ち着いた時代劇が好きでよく見ますが、ご存じの通り京都の寺社がよくロケに使われています。 いま放送中のNHK BS時代劇『妻はくノ一』でも、見慣れた風景がいくつも出てきたので、気の付いた処を書いてみます。

京都縦貫道・大山崎JCT

今日はちょっと仕事で、大山崎I.C.・ジャンクションへ。今年度中の開通予定となっている京都縦貫道は、おおよそ道路部分の工事は済んで、付帯施設の工事が進んでいるようです。写真右手前の部分は、たぶん京滋バイパスから、名神高速への連絡路で、左の広い…

六角獄舎(三条新地牢屋敷)跡

六角大宮を東へ入ったところに、『六角獄舎』の跡が在ります。平安時代にさかのぼる京都の獄舎が、十八世紀初頭の宝永の大火以降この地に移転してきたといいます。ここでは死刑囚の遺体により、宝暦四年(1754年)に、医学者山脇東洋によって、日本最初の『人…

妙泉寺前のお地蔵さま

今回初めて気がついたお地蔵さま。珍しいタイル張りの祠は、新しいようで、何とも昭和・レトロな雰囲気。

蛇塚古墳

蚕ノ社から秦氏つながりで、以前から気になっていた蛇塚古墳へ。道も解りづらい住宅街に、突如異様な石室が現れます。7世紀の築造時には全長75mの前方後円墳でしたが、いまは石室部分以外は、住宅地となっています。ちょうど古墳の保存会の方に声をかけて頂…

京都府開庁記念日・東町奉行所跡

大政奉還(1867,11,09)からまだ間もない慶応4年(1868年)閏4月29日、新暦で言うときょう6月19日、この地に京都府庁が開庁し、京都府が発足したようです。ここは元々江戸時代『京都東町奉行所』が置かれた場所で、この年の1月に廃止されて『京都裁判所』*1と改…

選挙告知するたわわちゃん

次の日曜日、京都市議会・府議会の選挙があります。選管ポスターのキャラは、なんと『たわわちゃん』です。以前採り上げた際には、私としてはまだ馴染みが無かったんですが、様々な活動を通して、市中にも徐々に浸透しているようです。とうとう公のポスター…

鳴滝倶楽部

雨も上がった午後、杉浦能舞台での『鳴滝倶楽部』に寄せさせて頂きました。心ざわつく近頃、こんなふうに身近に、伝統文化に触れさせて頂ける機会は貴重です。 今日の会では『清経』の物語の説明と、場面場面で実際に演じられての解説があり、奥深い能を楽し…

試峠こころみとうげ

左手は、心霊スポット*1なんて言われている「清滝トンネル」。交互通行のために、両入り口には信号があります。当然赤信号の時間は長く、あたりに民家のない暗い中で、夜の信号待ちはちょっと気色悪いもの。狭くしかも途中で屈曲していて、そのうえ歩行者も通…

瑞光院跡・赤穂義士遺髪塔

そのご、浅野家の祈願寺であった京都の「瑞光院」には、切腹前にその遺髪(髷の髪)をもらい受け、浅野内匠頭長矩あさのたくみのかみながのり侯の墓の傍らに、これを納めた「遺髪塔」が建てられました。瑞光院というと、山科区民としては山科駅の北にあるものと…

阪神高速8号京都線

便利なのか不便なのか判らない「阪神高速8号京都線」は、今のところ”よくあるやり方”で、第二京阪と繋がる十条までの路線と、鴨東から山科を繋ぐ稲荷山トンネル区間と、両端から開通した状態*1で、今年度中の全線開通を目指して、油小路十条〜鴨川東を繋ぐ区…

エボルタくん・山科駅前通過

ついさっき... 以前ロボットクリエーターでロボガレージ代表の高橋智隆さんを取材したことがあるのですが、その高橋さんが制作した、パナソニックのEVOLTA充電池のキャラクターロボット「エボルタ」くんが、東海道五十三次の踏破に挑戦しています。そしてと…

杉浦能楽堂・鳴滝能

午後は街の喧騒からも、紅葉の彩りからも離れ、地元鳴滝の杉浦能楽堂で「秋の鳴滝能」の会にお邪魔してきました。 観世流能楽師・杉浦豊彦さんにより、初心者にも判りやすい能楽への招待席が、年に数度「鳴滝倶楽部」として開かれていますが、今回は解説など…

旧東海道・亀の水不動尊

大乗寺の前の通りは、三条から江戸間で続く旧東海道。京三条へ向かう上り道で言うと、九条山越え半ばのところ。道の脇には旅人のためのように「亀の水」が湧いています。 水の湧く岩場の奥には、お不動さんが祀られていて、往事の旅人もお参りしたのでしょう…

鳴滝倶楽部・杉浦能舞台

当”鳴滝荘”のすぐご近所で、能に親しむための講座が開かれています。 今回は『小督』こごう編。能楽師の杉浦豊彦さんが、物語や登場人物、台詞などを解説しながら、ときに実際に演じられます。私のような初心者には判り難い、場面変化の実際も、解説付きで演…

旧二条城跡

下長者町通室町の角、平安女学院の敷地に石碑を見つけました。 室町時代最終盤の1569〜1576年にわたって、このあたりに約400m四方の二条城*1があったとか。織田信長によって将軍足利義昭の居城として、70日で作り上げたと言います。 これまで幾度となく通り…

聖アグネス教会

有栖川旧邸の庭からも、その塔の上部がのぞく聖アグネス教会。夏の陽を浴びて鈍く光るレンガの外壁に、明治31年(1898年)竣工という歴史を感じます。英国国教会の流れを汲む、日本聖公会の教会*1であると同時に、平安女学院の礼拝堂です。また京都人にとっ…

『男はつらいよ』の日・河井寛次郎記念館あたり

昭和44年8月27日、劇場版『男はつらいよ』の第1作が公開されたことから、今日は『男はつらいよ』の日。映画『男はつらいよ』シリーズには何度か京都の街が出てきますが、第29作目『男はつらいよ・寅次郎あじさいの恋』では、13代目・片岡仁左衛門演じる陶芸…

明智光秀の塚

白川から少し路地を入ったところ、民家に囲まれてひっそりと明智光秀を祀る祠があります。光秀の最期については諸説あるそうですが...本能寺で信長を討ったあと、山崎の戦いで羽柴秀吉に敗れ、自領の坂本へと落ち延びる途中、伏見小栗栖で農民の竹槍に倒れ、…

京都検定..2

それにしても、京都検定に関しての関心って結構なもんですね。普段にないアクセス、しかも「京都検定」などのワードでの検索リンクの多いこと。以下の表は、このブログの今日のアクセス解析表_複数検索語による分類_です。

お供

まずは、紅葉巡りのお供にと買った植物図鑑。どれも葉っぱなどから検索する方式で、しかも葉を直接スキャンした画像で掲載されているもので、詳しくない私にも判りやすく、使いやすいのです。特に手前の紅葉ハンドブックは、カメラバックにも滑り込ませるこ…