新緑の京都

嵯峨祭・還幸祭

清滝道を下る行列 二基の神輿は嵯峨から嵐山まで かなりの距離を廻ります その間は台車に載せて 剣鉾は踊るように歩を進め ”びよんびよん”と振り鳴らしながら進みます 御旅所〜大覚寺〜清滝道〜嵯峨嵐山駅北・南と巡り そして中之島へと渡月橋を渡ります 中…

嵯峨祭・御旅所

斎竹そよぐ清涼寺前の御旅所 夏のような陽差し 清涼寺の門は翠の入口 明日の神幸祭での巡幸まで 御旅所に神輿 野宮神社・野宮神 愛宕神社・愛宕神 二基の神輿 鳳の飾り美しく 氏子の思いたっぷり ぎょうさん酔えますな その昔 氏子ではなく清涼寺・大覚寺が…

賀茂祭(葵祭)・賀茂街道にて

午後から雨が本降りに 賀茂街道では「中止になったのでは」なんて声も そんななか雨をものともせず 先導の平安騎馬隊がやって来ました 上賀茂神社まであと一息の御薗橋近く 人馬ともさすがに疲れが見える気がします 「風流傘」は交代しながら... こちらはまだ…

賀茂やすらい祭・上賀茂神社へ

社家並び明神川流れる路を上賀茂神社へ 一の鳥居前でちょっと休憩 ずいぶんリラックスしていますね まずはここでひと舞い 橋殿の脇を通り 玉橋を渡り 本殿前にて社参の後 ここでも舞を奉納します

賀茂やすらい祭・大田神社

葵祭の行列が下鴨神社に休む頃 上賀茂の氏子町にやすらい祭が練り歩きます まずは杜若咲く大田神社に参拝・奉納 社殿前にて 舞を奉納します 稚児はちょっとお直し そして次へと...

賀茂祭(葵祭)・京都御苑にて

まだ行列の整う前 ”公家門”とも呼ばれる御所の宜秋門ぎしゅうもんと ”勝手口”と言ったところの清所門せいしょもんあたり 行列前を賑わすキャスト達が現れます 真っ赤な衣の男の子達は 楽しそうに くるくる歩き回ります 一方女の子達は 小さな時から女優です …

大田神社・大田ノ沢の杜若

ずいぶん長く訪れて無かったようで このブログにも記事は無く データも無い…ので 久しぶりに伺ってみました この新緑の時期にこの花の彩りは 何とも好いとり合わせ 青もみじも 徐々に彩りを深めています

空に暈

市内の道は意外に空いていて 走っていると前の車のウインドウに”輪” 太陽にくっきりと暈のかかるのに気付きました 暈を生むのは「巻層雲」という高層の雲 とても薄いものの雨の予兆とも 確かに明日は雨の予報です…

下鴨神社・流鏑馬神事

こちらでもこどもたちが活躍 もうちょっと我慢がまん 全国からの強者が 馬を駆って矢を射ます 何せ人混みが苦手なもので 神事の始まる寸前に着きまして もちろん良い場所などには立てず… 背中ばかりを眺めました 的を射ると 周囲から大喝采です 矢を放ったら…

静原神社・春の祭礼「御幸持ち」

すでに水を張られた田んぼ 映るは鯉のぼり 初夏の日本 新緑薫る静原の里のお社 御神木が聳えます 静かな里も今日ばかりは春の祭礼で 朝からそわそわ..としています フタバアオイは下鴨神社との縁 午後から里を練る神輿は 立派な飾り 「御幸持ち」は小さな女の…

鴨川床開き

今年も床の季節となりました。今日から九月末まで、たくさんのお店の床が開かれます。河原にはそれ目当てのTVクルーも来ていました。 とくに一部のお店では五月、九月は昼の席もあり、初夏の風吹く川床での食事も楽しめます。

松尾大社の山吹

お馴染みの流れ お馴染みのアングル 創造性無くて スミマセン… 本殿あたりも山吹に鮮やか お参りお参り 水の社 日ノ本一之酒造之社山吹咲く川の流れはその昔、このあたりを秦氏が治めていた頃。保津川を開削し、桂川両岸を農耕地とした、一ノ井・二の井とい…

葵祭・堺町御門

今日は葵祭。初夏と言うよりは、本格的に夏のような陽差しの下、行列が御苑を出る堺町御門へ行ってみました。 行列が現れる前、待ちきれない大勢の観衆。もちろん手前にも。 ようやく『本列』が姿を現し、御門前は騒がしくなります。『検非違使尉』けびいし…

夏越大祓式・花山稲荷神社

今日はどんよりと曇り空。雨も降りそうな中、花山稲荷神社の大祓式に伺いました。 多くの人が列をなす訳ではない、地元の信仰を集めるお社ですので、心静かに式を待ちます。 少し雨が降り出した午後三時、いつもお世話になっている神主さんに続いて、茅の輪*…

茅の輪・野宮ののみや神社

”茅の輪巡り”半日のお終いは、木陰が目にも涼しい野々宮神社。先ほどの斎宮神社と同じく、伊勢神宮へ奉仕する前に、斎宮(斎王とも)が潔斎の日々を過ごす場所(=野宮)が由来。クヌギの樹皮をそのままに用いる『黒木鳥居』に、青もみじと社殿の紅が映えていま…

茅の輪・車折神社

車折神社にもすでに茅の輪が設えられて、その奥で『人形』ひとがたを受け付けておられます。まだお昼前というのに、久しぶりの暑さを感じさせられました。 春には華奢な花をしだれる『溪仙桜』も、いまは緑垂れる夏姿。強い陽差しの参道を、いっとき涼やかな…

茅の輪・斎宮神社

三条通りにはみ出すような、大きなクスノキが目を惹く斎王神社にも、すでにその木陰に茅の輪が設えられています。社務所の前にはムクノキの大樹も。こちらの根本には、白龍大神を祀る祠が在ります。その昔(昭和35年以前)、三条通りにはもう一本、椋の大樹が…

茅の輪・山王神社

山王神社に着くと、ちょうど近隣の子供達が、保母さんに教わりながら、一足先に茅の輪くぐりしていました。 樹齢700年以上と言われる「山王楠」は、樹高17m、幹まわり4m近い大樹。鎌倉時代からこの地の栄枯盛衰を見てきたんですね。

茅の輪・高松神明神社

後白河天皇がここで即位、御所(里内裏)として使った「高松殿」の跡地。保元の乱では一時後白河天皇方の本拠地で、平清盛・源義朝らが結集した場所。その後、平治の乱で高松殿は焼失し、この社のみが残ったといいます。大河ドラマ「平清盛」の正に舞台が、こ…

茅の輪作り・新熊野いまくまの神社

一昨日は曇り空の下でしたが、この青空の下で見る大樟は、また目を見張る素晴らしさ。その大きく広がった枝葉の影で、ちょうど茅の輪造りの作業が行われていました。 ちょっと遠慮して、躊躇しながら撮影していると、ふいに「出来たとこだけやなく、作ってる…

茅の輪・新日吉神宮いまひえじんぐう

強い陽差しにだんだん暑さが滲みてきた頃、新日吉神宮の茅の輪にも陽が差して、ふらりと目がくらみそうな朝。 以前も訪ねたスダジイの大樹。この幹の立ち姿は、何とも何とも凛々しいもの。京都女子大からも、この姿は見えているのでしょうか。

茅の輪・安井金比羅宮

悪縁切りの金比羅宮にも、茅の輪が作られています。有名な「縁切り縁結び石」はくぐれません(苦笑)が、こちらなら私にもくぐることが出来ますね。

茅の輪・東三条大将軍神社

梅雨空が続きましたが、久しぶりに爽やかに晴れ上がった今朝、明日の「夏越大祓」に向けて立てられた、茅の輪を探して走りました。(大祓は多くの社で、明日6/30の午後〜夜に行われますが、どうも雲行きが怪しいようです。宵には雨の予報も...。) 千鳥酢さん…

茅の輪・護王神社

護王神社にもすでに茅の輪が作られていて、緑のイチョウの下にあります。 狛猪も茅の輪を両脇から守るように控えます。こちらも緑濃いカリンの下、カリンにまつわる吉井勇の歌碑があります。「風なきに 榠櫨かりんの實みまた ほろと落つ かくて極まる 庭のし…

茅の輪・白山神社

中京の街中にあって「歯痛平癒」で知られる白山神社ですが、その起こりは...平安時代末期、加賀・白山神社で平家武将が働いた狼藉に、加賀一宮の神輿三基を担ぎ、抗議のため京に上ったものの、逆に平家武士に追われ、退路でそのうち一基が動かなくなり、放棄…

茅の輪・市比賣神社

女人の守護社・市比賣いちひめ神社ですが、むさ苦しい男も厄除けして頂けるのか...。 街中に在りながら「天の真名井あめのまない」と呼ばれる名水が、こんこんとわき出しています。夏の陽の下には、何とも目に涼しい風景。

茅の輪・京都ゑびす神社

京都のえべっさんにも、茅の輪が設えられ、30日の大祓に備えています。鳥居のゑびす様は、いつもゑびす顔で迎えてくれます。 境内の片隅に、鮮やかなアジサイの光景がありました。

新熊野いまくまの神社・樟大権現

新熊野神社は熊野信仰の盛んだった平安後期、後白河上皇により創建されたもので、平清盛が熊野の樹や土砂を用いて築造したと言います。境内にそびえるクスノキの大樹は、後白河上皇お手植えで、『大樟大権現』と信仰されています。幹の根元間近までお詣りで…

茅の輪・六所神社

今日も茅の輪を求めて市内各社へ。普段その横を通り過ぎていた六所神社。少し離れたところにも同じ名前の神社がありますが、こちらは五条通に近いほう。30日の大祭に向けて、いまはまだ通れないようにされていました。

平野神社・夏越の茅の輪

6月30日の夏越大祓祭*1に向け、市内の各社では、茅の輪が設えられています。ただ、今日鳴滝から衣笠あたりまでの数社を巡って、在ったのは平野神社だけでした。 神門に作られた茅の輪。傍らにある看板を見て、8の字を描くようにくぐります。持ち帰り用の…