師走となってようやく紅葉を見に行こうかと
本当に久しぶりの京都紅葉
昨日までに比べれば少しはマシなんですが
それでも”これでもか..”というような人出
なので少し静かなところへ
ほんの小一時間だけ
本当にお久しぶりの今熊野観音寺
紅葉は今が盛りというよりも
まだまだこれからも..というところ
シンプルな設計3群3枚のオールドレンズは
結構無難に写ります
今日の陽射しはとても暖かく
日向に停めた車のダッシュボードは
まるで夏場のように焼けた匂いがしました
でもやはり日陰は寒く
東山の麓でお昼前にようやく陽が差し込み
境内の隅っこがドラマチックに
谷間いに差し込む陽で本堂が輝くよう
まだ日陰の紅葉葉よりも
あからさまな黄金色
刈り込まれた植え込みの緑に
落ちたもみじの紅がチリチリと燃えるよう
小さな葉が繊細で
こういう紅葉が好みです
ボケたハイライトの色が飽和して
妙な感じなのも旧いレンズならではかも
ベタだなぁ..と思いながら撮る
出来上がりもやっぱりベタだなぁと思う
そんなものだなぁ...と
駐車場に近い下のほうの階段には落ち葉もなくて
陽もまだ差してない
それでもステンレスの手摺には
紅葉と青空のリフレクション
頂戴したのは『こぐまもり』
こぐまと言ってもずいぶん立派そうなツキノワグマが
ひょっこりとのぞいています
昨今のニュースを見るに
ちょっとだけ怖そうにも見えますが
あまりキャラクター風だと他の何かに見えてきそう?
左はMINOLTA ROKKOR-TC 100/4
レンジファインダーカメラのレンズのように可愛い小型
2種のアダプターを介していますが
シルバーのローレットリング部分からがこのレンズ
3群3枚という今では見かけないシンプルな設計ですが
こういうレンズも在っていいのでは
右はCANON R50/1.8 III
FDやFLよりも前のRシリーズのレンズ
独特な自動絞り機構が祟ってかあまり成功しなかったCanonflexシリーズ
この後FXから始まるFシリーズで世界へと広まっていきます
まだ一眼レフ黎明期の標準レンズ