1960年代後半に発売された望遠ズームで
何か撮って見たいと思いここへ
街歩きというより
今回はレンズの試写が主たる目的
金網越しで絞り込めず開放ですが
きっちりと写ります
左の画像の背景には次の上りのライトも
久しぶりの”撮り鉄”気分で
いっとき子供の頃を思い出します
東山トンネルを出てきたばかりの下り
意外にしっかりと写ってます
そりゃまぁ速度を落とす京都駅手前だから...
在来線の山科側で列車の写真を撮り出したのが全ての始まり
SR-1に55mmで水準の概念さえ無かったあの頃
東山トンネルに向けて加速する上り新幹線
210mmでもこれくらい寄れる跨線橋
こんな時にもやっぱり影を求めてしまいます
鉄道ファンには笑われそう
撮影していた跨線橋からは
京都駅周辺の再開発風景も
画面左下が”ゆるい”のは光軸がずれている?
鏡胴が緩んでいる?
それともライトグレーのフェンスの所為?
線路脇の道からは
鉄道の施設が手に届きそうなくらい目の前に
外側線を通る列車の風をもろに受けます
線路を離れてふらりふらりと
また”陰ひなた”を探して
JR東海道本線と京阪本線との立体交差ガード
やっぱりこういう構造物に惹かれます
気づいた時には機関車は通り過ぎていたコンテナと
下を通り過ぎる京阪特急
またか...と言われそうな橋桁下の光景
もういちど跨線橋に戻ってみると
陽が差してのどかな光景
線路上の光景は昭和からあまり変わらないように見えます
今日の機材はSRマウントの3本
細長くて意外に軽い(実測624g)の望遠ズームは
廉価版の得意なサンレンズ(株)のモノ
おそらく1967年頃発売
レンズ先端のロゴマークが誇らしげ
当時は「安かろう悪かろう」と見ていたのは
子供のくせに生意気で世間知らずだっただけ