久我神社・航空交通安全

今回もW杯特別編...その弐。早朝の興奮冷めやらぬうち、行ってきました。

先日は蹴鞠の神様に神頼み...でしたが、今朝は予選GL突破のお礼参りに、紫竹の住宅地にひっそりと佇む久我神社へ向かってみました。と言っても、こちらは航空・交通安全守護の神として、信仰を集めている社。蹴鞠の神様ではないのですが、上の御神徳の謂れが「御祭神が八咫烏やたがらすとなって天皇御東征の道案内をされた」という神話。それこそ日本サッカー協会が、八咫烏をシンボルマークにした由来と同じ...太陽の化身であり、神の使いである八咫烏に、日本チームを高みへと導いてもらうように...と。
少しけだるい梅雨どきの朝の空気に、誰もいない境内。静かに独り、お参りしました。奈良・宇陀の八咫烏神社は、近頃サッカーファンの詣で先になっているようですが、御祭神は同じ(下記参照)です。決勝トーナメントを前に、京都の方は気軽にお参りできる、こちらの社は如何でしょうか...。





 
神社の前、大宮通を登校途中の小学生も、今朝は寝不足なのでしょうか。
ちなみに...この社をその昔「大宮」と称えたことから、この前の通りを「大宮通」と呼ぶようになったと言います。





久我神社:由緒書きによると...賀茂別雷神社かもわけいかづちじんじゃ上賀茂神社)の境外の第八摂社で、御祭神は賀茂建角身命かもたけつぬみのみこと神武天皇の御東征に際し、御祭神が八咫烏と化して皇軍を導かれた。その功により山城国を賜り移住、国土の開発・殖産興業を勧めた最初の神、すなわち賀茂県主族の祖神となられた...と。本殿は一間社流造りで、拝殿とともに寛永五年1628年の造替。京都市北区・大宮玄以通下ル西側。