慧光寺


千本通りから目にとまった二本のイチョウは、始め浄福寺のものかと思いましたが、細かな碁盤の目を走って近付いてみると、以前ヤマザクラを撮りに寄った慧光寺のものでした。本堂とお堂だけの小さなお寺に、一対の大きなイチョウが聳えて、目に付く風景を成していました。
 
 
 

七面大明神(七面天女)のお堂の前に、銀杏紅葉の散る秋の朝。
 
 
 
 

慧光寺で残念だったのは、区民の誇りの樹にも選ばれていたヤマザクラが、枯れてしまったのか幹の根元から切られていたこと。写真右が咲いていた頃の姿(2006年4月14日撮影)。ひっそりと駐車場の隅で、けなげに咲いていたのが印象的でした。大きな切り株を観て、残念に思いましたが。その周りから、沢山の新たな枝が伸び、多くの葉が落ちているのを目にして、ヤマザクラの生命力の強さを再確認しました。