本法寺・巴の庭


熱心な信徒であった本阿弥光悦作庭の『巴の庭』を、紅葉が彩ります。苔庭の左手には、半円形を二つ組み合わせた円形石。右手には切石によって十角形をなす蓮池。これをそれぞれ『日』と『蓮』と読み、即ち宗祖・日蓮上人を表していると言います。
 
 
 
 
奥の瀧石から流れ出す水は本来、縦縞紋様の青石で表現されているのですが、今はもみじ葉が流れを表しているよう。とても静かな拝観エリアは、雨音だけが騒がしい連休明け。