昨日の大日本印刷京都工場跡へ
無銘のカメラが夜に伺う
寒い夜に
景気のいい頃にはこの時間でも
煌々と燈が灯っていたはず
旧い街灯さえ消えて2023冬
薄暗いソーラーライトだけが
細々と歩道を照らす
遠い街頭や車のライトの方が明るい頼り
工場の大きな壁が
夜の薄明かりに浮かぶ道
月もなく
バス停は道向かいの街頭で辛うじて
背後の工場は闇に溶けて
帰り道へと誘います
HEXANON52mmの夜這いバージョン
IBIS搭載ボディと一脚を献上
実際には手持ちも可能なんですが
機材よりもワタクシの都合で一脚を追加
開放のみで撮った夜影