開業まであと2週間あまりとなった京都鉄道博物館
本館やプロムナードはほぼ完成状態ですが
扇形車庫はまだ工事中で
一昨日の取材時にも写真の左側には車両は無く
まだSLは半数が引き込み線にありました
転車台上の嵯峨野観光鉄道色DE10 1156号機が
SLの”車庫入れ”に働いてます
トロッコ列車はどうなっているのやら...
博物館内の0系新幹線やDD54に懐かしさを感じ
昭和50年代に鉄道を追っていた頃の思いを蘇らせますが
個人的に残念なのは大好きな車両が無いこと
特にこのDF50形ディーゼル機関車は一番のお気に入り
扇形車庫の脇にでも置いておいて貰えませんかね
写真はさよなら列車@紀勢線
当時”時代遅れ”として”液体式”(車で言えばよくあるオートマ)の機種に置き換えられましたが
このディーゼルエンジンで発電してモーターで走るという”機械式”のDF50は
ハイブリッドと同様のある種先進の形だったとも言えるのではないかと
実際に最新のDF200形ディーゼル機関車も”機械式”となっていて
JR九州の”ななつ星”にも使われています
それより何ともカワイイデザインに思えるのは少数意見?
こちらも残念ながら収蔵されていないEH10形電気機関車@関ヶ原
東海道本線の貨物列車高速化の為に作られた大型機関車で
特にこの関ヶ原を高速で超えるためのもの
今ではなんと1両が大阪市内の公園に静態保存されているのみ
京都鉄道博物館に引き取って動態保存されたら
貨物駅前の引き込み線に置いて最新のEF200と並べてみたい...
夢は広がります
昭和52年に全廃となったDD50形ディーゼル機関車@米原
こちらもEH10同様にに2両一対ですが
1両それぞれがDD50となります
やはり前方2枚窓はカワイイですね
長期間この最後の車両が米原駅に放置されていたようですが
全車解体されてなんともう1両も残っていないとか
残念ながら展示は無理と言うことですね
DF50の前の世代の機械式ディーゼル機関車で
DF50に置き換えられて無くなったよう
当時は保存なんかに手を掛けなかったんでしょうね
しかもSLと違って民間の人気も低いでしょうし
引き取り手も無かったのでしょう
”ガワ”だけでも残っていれば...カワイイだけに残念です