太秦・広隆寺

まずは我らが右京の地を平安京以前に治めていた秦氏に敬意を表して、太秦*1広隆寺へ。
南大門(仁王門)と嵐電・吽形像
 
 
講堂(赤堂)・この奥が桂宮*2
ひんやりとした空気でしたが、陽差しは暖かく、のんびりとした境内を歩くには寒さを感じさせないお昼前。連休初日とはいえ、こちらはまだ静かなもんで、国宝・重文ひしめく仏さんが居並ぶ「新霊宝殿」もゆっくりとお参りできました。ただ二体の弥勒菩薩さんは、ちょっと遠目にいらっしゃって、最近視力の落ちた私は、眼鏡を持ってこなかったことを悔いました。もちろんこれらは撮影不可で、どうかお参りに行って下さいとしか...。
広隆寺のキーワード_本堂は「上宮王院太子殿」。本尊は聖徳太子像。秦河勝推古天皇十一年(603年)建立。聖徳太子建立七大寺の一つ。古くは蜂岡寺・秦公寺(はちおかでら・はたのきみでら)。国宝第一号と「無き弥勒」の二体の弥勒菩薩半跏思惟像(ともに国宝)。国宝は他に..伝長勢(ちょうせい)作十二神将像、不空絹索(ふくうけんじゃく)観音立像、千手観音立像など。

*1:うずまさ・「うずたかく絹織物を積む」の意とされる。

*2:桂宮院:桂宮院本堂は国宝。別名「八角円堂」。4,5,10,11月の日曜祝日のみ公開されています。