京都紅葉2013
密やかな庭園に、紅葉艶やか。 そして、空に還るよう。 本堂前の大銀杏は何事かあり、随分低くなりました。伺ってみると、かなり弱って幹が空洞化。このままでは倒れるということで、上部を伐採したといいます。 脇には新たな株も。生き物は強く、いつかはま…
特別拝観の開山堂で、また紅葉の鮮やかさに出会いました。 陽が翳っても、鮮やか。
実は初の相国寺の紅葉。いきなり鐘楼脇で期待が脹らみます。 鮮やかな黄葉は、三門跡の大モミジ。とても立派な広がりです。 浴室も公開中です。 晴れ間は広がるものの、薄雲かかる空模様。お隣さんの同志社大学は、創立記念日(11/29)前のEVE祭(=学祭)で、…
ブログなどを始める前、それこそ20世紀には何度も通った場所ですが、近年大賑わいで、敬遠していた詩仙堂。今朝も半ば諦めつつ向かいましたが、奇跡の如き静けさが…。 やはり、粋(すい)な風景です。 鹿威し響く、晩秋の朝。 秋が薫りたちます。 残月軒も淑や…
冷え込む夜に、もう一度訪ねてみました。 境内は松栄堂さんのお香で満たされ、何とも甘い空間。 宸殿前の庭には、青白い光の海。 空へと伸びる光の向こう、オリオン座が輝きます。オリオン大星雲の光も。
ついさっきは雨も降り出したのですが、昼過ぎて、旧御室御所『御殿』の庭園に来てみれば、明るく陽が差して来ました。 雲間に青空も爽やかに、秋の御殿。 黒書院の庭に、紅葉が誘います。
久しぶりに訪れた銀閣寺。もう少し右を撮りたいものの、人混みではちょっと無理。 紅葉散る『洗月泉』。いい名ですね。 灯台躑躅も鮮やかな庭。 雲が恨めしいお昼前。 もう冬と思わせる光景でした。
門をくぐると、大楠の緑と紅葉の参道。鮮やかな眺めです。 白書院と呼ばれる『華頂殿』の、書院窓の眺め。 鮮やかな色づきも、日陰ではくすみがち。茶室『好文亭』へ、席の準備に。 奥には小御所と本堂を。 宸殿の苔庭と、紅葉。
東山からはそれなりに離れていますが、やはり朝陽は遅めに差してきます。 散り紅葉の庭に、朝餉を求める鳩たち。 通勤通学で通る人も多い境内。なかなか贅沢な風景を通ります。 紅葉映える山門の朝景。
ここまで歩いてくると、寒いどころか汗ばむくらいの夜。 振り返れば…。 修復された鮮やかな門で、仁王さん。明るい夜も守っておられます。 灯り揺らぐ晩翠園。小さなお堂の扉が開かれ、仏さまの姿も照らされます。 夜もやはりみなの注目は、弁天堂前のこの光…
喧噪の通りから一歩踏み入れると、そこは別世界。 歩道を歩く”ひとけ”を感じたら..鷺でした。こちらは紅葉を、彼は獲物を狙って…ふたりじっと佇み。 大文字山を借景に。 橋本関雪の創った理想郷。紅葉の錦ももちろんです。 まだもう少し廻るつもりでしたが、…
大文字山を借景に、桜紅葉の散歩道。
ひっそりと別院も。 紅葉の境内には、少し変わった鐘。
開門前の静かなひととき。 九時にはこんな風景の扉が開きます。 芭蕉や蕪村といった俳人に愛された、空間。 芭蕉の庵に。
紅葉の錦も絢爛な十牛之庭。 仏さまと言うより『仏ちゃん』と言う感じ。 静まる池の彩り。 流れるのは時。 隅々まで紅葉燃えています。
桜の園も、秋色に散って往きます。 さくらもみじの傍で、ひっそり咲く十月桜。 ちなみに、魁桜は既に冬姿。さすがに散るのも早い? なんだかこんな風景に、こころ留まる秋の昼。
本堂前のモミジは盛りで、陽を浴び爽やかなのですが…。 ショックだったのは、大銀杏の枝が尽く払われていたこと。毎年楽しみにしてきた銀杏紅葉ですが、何か訳があるのでしょうか。傍らの鐘楼の修理ためか、樹自体の傷みの所為か…。モミジとイチョウの楽しみ…
開門までまだ四半時。台所坂も庫裡前も、ひと気無く静かです。 シダレザクラも、暫し冬姿。 朝一番の贅沢は、無人の庭園と、その紅葉でしょうか。 開山堂、霊屋おたまや、そして東山。 臥龍池に紅葉鮮やかです。
改修工事の済んだ山門に、紅葉も嬉しそう。 『冬はつとめて…』、徐々に陽の差す境内。 少し翳りが残るくらい、これくらいが綺麗なのかも知れません。 扁額の金箔も輝く、新たな朝。
久しぶりに随心院の夜間拝観へ。それはそれは静かな夜間拝観でした。 ぼんやりと眺める。寒いけれど、いい時間。
ひっそりと色づき半ばの善能寺。このあたりの静けさは、かなり心地良く感じられる、周辺の賑やかさ。
森を越えて、観音寺の賑わいが聞こえますが、訪れる人は疎らな、静けき紅葉処。 こちらはさらに侘びた気配の『含翠庭』。
こちらも色づき鮮やかな本堂前。泉涌寺山内は、この時期賑やかに色づいて、観音寺でも紅葉まつりの茶店が設えられています。参道の大きなその看板のおかげか、いつもにまして賑やかな境内です。 今熊野観音寺の紅葉点描。 大師堂裏で、陽差しに紅葉の極まっ…
参道も色づき進み、こう撮るかどう撮るか…。 陽も差して、上から見てもいい感じ。 晩翠園も秋色。すぐに晩秋園となることでしょう。 紅葉とともに灯台躑躅も鮮やかな本堂裏。 このたび改修を終え、朱塗りを取り戻した本堂。鮮やかさを紅葉と競い合うよう。 …
本堂舞台は人であふれ、街の遠望はるか、香の煙がたなびきます。 いまは工事中で、こんな感じです。
新築の如く鮮やかに蘇った子安の塔。清水参拝も、今日はこの塔が目当てです。 遠目にも鮮やかさが際立ちます。
風吹き、雲で陽差しがころころ変わる日。 光圀寄進の石灯籠と紅葉に、不断桜まで咲いています。 枯れ蓮池晴れて、モミジ鮮やか。
イチョウの朝雨、軽塵を潤す…なんて。 苔庭に紅葉を。そして山茶花も。
朝の参道は静かなもの。それも貸し切りバスが着くまでですがね。 仁王さんもゆっくりとした朝。 ようやく陽が差しても、人が絶えるタイミングなんて、なかなか。私の隣でも、外人カメラさんが苦い顔。 こんな場所があったんですね。初めて気付いたマヌケです…
この樹は真っ盛りでした。