南西の風に寒さも緩み
一息つく晴れ間
小路の側にバラの咲く
低い冬陽の延ばす陰は
路地小路の奥にまで
半世紀以上前のレンズで取り込むのは
コレも同じように時を重ねた町名板
何れもしっかり生きてます
味のある風景だと感じるのは
同じ時代を過ごしてきたからかも
ホントにちょっと暖かい
蔦に絡め取られたような旧いビルを
旧い望遠レンズで捉える
此れもまた60年選手
ビルのほうが若いのでしょうか
しかめっ面のようにも
以前は桜に梅にとよくお参りした菅大臣神社
静まり返っていてもしっかりお参りの人は続きます
日陰の鉢植えにお昼前の陽が差しかける
久しぶりに手ぶれ補正の無いカメラなんで寄って撮るのも緊張します
ちょっと前なら当然なのに便利に慣れると落魄れます
自宅の棚に眠っていたマミヤ・プリズマットNPというカメラ
当時の東ドイツのExakta互換のマウントで1961年発売
放置されていたにもかかわらず奇跡のような状態でレンズもクリアー
見た目に惚れてポチッてしまったテレクセナー3.5/135も1959−60年のもの
発売から60年も経ってまたそれらのレンズか使えるなんて
なかなか素敵なことです