亀岡・独鈷抛山千手寺とこなげさんせんじゅじ


 
久しぶりに千手寺の銀杏が見たくなり...
でもその思いを石段がくじきます
写真は既に2/3登ったところ
 
 
 
 
 


 
それでも仁王さんに迎えられる山門で銀杏が覗くと
笑いかけた膝でも笑みがこぼれます
 
 
 
 
 

 
以前より枝が減り
既に半ば散っているために
少し元気が無さそうにも見えますが
りんと立つ姿に安堵
 
 
 
 
 

 
境内から若い銀杏越しに山門を振り返ると
遠く亀岡南部の空へ抜けるよう
 
 
 
 
 

 
こういう姿でに座れたなら...と
そっと肩を撫でたくなります
 
 
 
 
 

 
人の気配のない境内に
そろそろと銀杏紅葉が散りゆきます
 
 
 
 
 

 
空には
主をなくした飛行機雲が
ぼんやりと流れていきました
 
 
 
 
 

 
まだお昼時ながら
夕暮れ多様な寂しさの山寺を去ります