三大神社・砂擦りの藤

連休も明けたというのに、桜咲く前を思わせる冷え込みに、震えながらも今日は近江の藤巡り。北風が穀倉地帯を吹き抜ける、とても冷たい朝でした。

草津の三大神社には、先日訪ねた才ノ神の藤にも匹敵する、大きな藤の棚がありました。1メートル以上にも花穂を延ばすノダフジで『砂擦りの藤』と呼ばれています。
 
 

元々三大神社の藤は七世紀後半、摂政・関白の藤原氏の隆盛を祈念し植樹されたものと伝わります。その後、織田信長の兵火により焼失したものの、その株元から再び芽吹いたものが育ったとか。