大石神社の枝垂れ桜


今日は朝からあめ。よく「花散らしの雨」*1といいますが、この雨は花を長持ちさせる「花活かしの雨」でしょう。ここのところの寒の戻りで、開き進みかけた花も、少しその歩みを止めるように思います。
先ずは大石神社の枝垂れ桜。先日ちらっと見た時には、まだ三分くらいでしたが、七分先くらいになったでしょうか。まだ開ききらない小さな花が多く、部分的に見ると華奢な印象です。全体的にはかなり立派な枝ぶりの樹で、少し靄がかったような景色を前に、花を差しかけているようです。

*1:毎度申しますが...雨風で花が散る..なんて言うのは、あまりに花を軽く見ていると思います。花も葉も、陽を浴びて成長し、自らの成長の結果として、自らの意思で散って行くと...。もちろん最後のきっかけに、風や雨がかかわかる事もあるでしょうが、多少の雨風では、無理やり散らされる事は無いと見ます。その証拠に、風は無くても、晴れた暖かな日差しの元で、多くの花が散って行きます。雨の日には、散った花びらが、樹の元の地面に張り付いて、そこに留まるので、たくさん散ったように見えるから、そう思われるのでは無いでしょうか?