京都桜2013

上世屋集落の桜たち

一本桜へと向かう途中に通り過ぎた集落へ、桜を見捨てておけずに舞い戻りました。 もとは宮津市立世屋小学校世屋上分校だった『世屋高原休憩所』。散り始めた桜と、まだ冬姿のメタセコイヤが、水を張った田んぼに映ります。 記事のために調べて初めて知った…

世屋高原の一本桜

今日は一気に北へ...まさにその先の京都へ...と向かいました。 以前から気になっていた世屋高原・松尾の一本桜。宮津湾を背景に逆光を求めて、朝一番に向かいました...と言っても、丹後半島のここまでは約三時間の道のり。ようやく八時に到着してみれば、ち…

白峯神宮の鬱金桜

今日も今日とて、修学旅行の生徒達が、次から次へと訪れる白峰神宮。主にスポーツの上達を願い『闘魂守』などを戴いて帰ります。皆お参りやお守りには興味あっても、鬱金桜には気も留めない様子。蹴鞠庭の傍らでは、藤棚にもう青紫の花芽が育っていました。

寺町光明寺の桜

寺町の名の通り、たくさんの寺院が並ぶ寺町通り。秀吉の時代、東の御土居や鴨川に沿って、ここに寺院を並べることで、都の防御戦としたのが始まりです。これに沿っていけば、どこかに桜があるだろうと...ありました。安土桃山時代に兵火によって焼失するまで…

本満寺

本満寺と言えば、早咲きのシダレザクラが有名ですが、ヤマザクラやソメイヨシノもあって、いまは八重桜が満開です。でも残念ながら曇りだして、そのうちに雨まで降ってきました。

高瀬川の八重桜

高瀬川沿いの桜も、既に散ってしまったように思われますが、四条から五条の間には、多くの八重桜があって、これからが見頃となります。川に沿って並ぶお店の窓の内側では、桜を見ながらのランチのよう。お昼から贅沢すぎます。

木屋町仏光寺・公園の桜

京都市役所の八重桜

こちらの昭和初期のレトロな庁舎に、満開の八重桜を合わせたいのですが、肝心の市章の部分が見えないのが残念。

清荒神・護浄院の桜

暖かくなり始めたお昼前、満開の八重桜に惹かれるように荒神さんへ。准胝観音さんの前は”もっこもこ”の花で、いっぱいでした。

旧京都中央電話局 上支店そばの桜

丸太町橋の西詰めに、大正12年に造られた、逓信省・京都中央電話局・上分局の建物があります。工事の足場があって残念ですが、モダンな洋館にシダレザクラが似合います。 上分局舎より前、ここは京都女紅場(後の府立第一高女)址でもあり、明治5年、兄・山…

熊野神社の八重桜

車の多い交差点にあって、喧噪を忘れさせてくれる境内。摂社のお稲荷さんの前で、紅い八重桜が迎えてくれます。

哲学の道

こちらも人の波は治まって、ようやく”哲学の”らしくなった径。”桜並木”という感じは無くなりましたが、まだそこここに遅咲き桜の風景。 先日のシダレも残り、暖かな彩りです。

永観堂の桜

何の気なしに立ち寄った永観堂の、中門の前に大きくは無い里桜が咲いていました。拝観しないのに気がひけて、なんかコソコソと撮影してしまいましたが、一応ここの檀家でもあるので釈然としない朝。

清流亭のシダレザクラ

今日は(週末にかけて?)清流亭ではお客さんを招いて、桜を愛でる会が催されている模様。そういう優雅な桜の会は、縁が無いものです。

南禅寺の八重桜

ソメイヨシノに多くの人が狂乱していた日は過ぎて、少し静かになった南禅寺。遅咲きの八重桜がまだ色を添えていますよ。 見逃しそうなのは八重桜と水路閣。もっと逃しそうなのは、勅使門横の八重桜。

九条山浄水場

九条山浄水場というと、有名な取水場と間違われそうですが、こちらは人目には触れない浄水施設。他の桜は散ってしまいましたが、一本この八重桜だけが咲いていました。

日向大神宮

今日も冬のような冷え込みの中、まだ咲き残る遅咲き・八重桜を拾い歩くように、走ってみました。まずは九条山の谷あいで、ひっそりと咲く日向大神宮の桜。摂社『神田稲荷大神』前のベニシダレが、差し込んできた朝の陽に浮かび上がります。 境内の祠の前にも…

本圀寺 再訪

牛尾山からの帰り道、シダレはまだ残っているかと本圀寺へ。少し色褪せてはいましたが、まだ残っておりました。ただ空には雲が広がり、暗くなってきました。

牛尾観音のヤマザクラ

ようやく山桜が満開過ぎの牛尾山。今日はバイクで、しかも冷え込んでいたので、車で走っていた昨日より、かなり厚着で登りましたが、山中の境内を吹く風は、まるで早春のような冷たさ。桜花も時期が遅れるはずです。 朝の陽を浴びていても、お地蔵さんも寒そ…

亀岡・旧王子橋と桜

先日の記事で福知山の旧岡田橋を紹介しましたが、じゃぁ旧王子橋って何処だろう?と思い、某写真マップサービスで探してみると、橋自体はほとんど見えないものの、その周りの緑の樹々はどう見ても桜。散っているかもと諦めながら、お昼過ぎに寄ってみました…

桜咲く白龍園

鞍馬寺へと向かう道、特別公開中だと知ったものの、白龍園の入場券は現地では手に入りません。しかも毎日先着100人限定...。鞍馬から出町柳へととって返し、駅近くに車を停めた上で、乗車券付き入園券を購入、久々電車でやって来ました...。ここまでの苦労を…

妙満寺

紅色のシダレザクラが、どうしても通り過ぎさせてはくれません。たくさんのシダレザクラが競演する境内で、一際目を惹く信行道場前のベニシダレ。

叡山電鉄・桜と”きらら”

桜の下で待っていたら、ちょうど叡電の特別車両”きらら”が通ってくれました。

鞍馬寺

その距離0.2kmと、日本一短い鉄道「鞍馬山鋼索鉄道」で一気に登ると、まず迎えてくれるのは多宝塔とベニシダレザクラ。まだ八分咲きくらいの桜ですが、目に鮮やかな出迎えです。 わっせわっせと石段を登り切る*1と、そこには本堂前の桜の広場。街より5℃以上…

高野川・賀茂街道の桜並木と比叡山

既に半ば以上散ってしまった桜が、”がく”の色で咲き始めのように紅く、青い借景の前で、鮮やかなコントラストとなりました。比叡の山を見ると結構上のほうまで、桜と思われる白い影が見えます。遠目でこんな風に見えているわけですから、それぞれ立派な桜な…

桜咲くJR安栖里駅

安栖里駅の桜並木を通り過ぎる特急『きのさき』。以前写真を撮った時には、画面右半分の場所にも、桜並木が続いていたのですが、数本が伐られていました。ここも弱ってきたのでしょうか。 京都行きの電車が入ってきたホーム。でも乗降客はひとりもありません…

小学校跡の桜

帰り際の小学校跡で、子供達が何やら語り合っていました。広い学校にひと気は無く、散り残る桜があるのみ。

才ノ神の藤と桜

年を経て、神の如き姿となった才の神の藤。近付いてみれば、既にたくさんの花芽(?)らしき新芽が育っています。早くも日が山陰に落ちそうな谷に、桜もそっと藤を守っているよう。

普門寺のベニシダレザクラ

藤を撮りに来た際に気になっていた普門寺。想像以上のシダレの迫力でした。 ちょうど傾きだした陽が奥から当たり、桜を透かすように輝かすように...。 山門に垂れる枝にも、紅い花がたくさんついて、楼の時が滲みた深さと好対照。 汗ばむような一日もお疲れ…

高吉神社

通り過ぎてしまいそうな神社にも、桜の供えは欠かせないようです。