葵祭・堺町御門

今日は葵祭。初夏と言うよりは、本格的に夏のような陽差しの下、行列が御苑を出る堺町御門へ行ってみました。


行列が現れる前、待ちきれない大勢の観衆。もちろん手前にも。
 
 
 

ようやく『本列』が姿を現し、御門前は騒がしくなります。『検非違使尉』けびいしのじょうはさすが威風堂々と言ったところ。
 
 
 
本列の御所車(牛車)は行列の華。藤の花で飾られた屋形には、元は勅使が乗っていたものとか。前簾に藤の花影がくっきりと。
 
 
 

斎王代列』のはじめに、花傘を差しかけられて往くのは、命婦みょうぶという高級女官。
 
 
 

葵祭の主役、斎王代を乗せた腰輿およよが門をくぐります。
 
 
 
斎王代列の牛車『女房車』が往くと、ほぼ行列は終わり。こちらは桜と橘が飾られます。(他に葵と桂の飾りも着けられます。)