ここのところ腰を痛めております。原因はわかりませんが、今日も事務仕事をするのに、我慢できないくらいだったので、朝風呂で暖めてみることに。そこで思い出したのは、以前取材で東大寺さんにお伺いした時に、おみやげに頂いた薬湯の素。
これは『東大寺施薬院』で一般にも販売されている薬湯で、いわゆる漢方の薬用湯の素です。封を切ると、何だか懐かしいような（二条通にあった、薬店の前を通った時のような...）、煎じ薬のような強い香り。早速これを入れてみると、入る前に匂いをかいだだけで、なんか体温が上がりそうな感じです。実際につかってみると、すこし楽になったような...もちろん湯のなかでの浮力で、腰に掛かる負担が減ることや、温熱効果もあるのでしょうが...。古の知恵の中で、癒やされるような気がしました。
