大乗寺・酔芙蓉

朝から爽やかに晴れたので、気になっていた大乗寺へ。
 
うちの近くは旧東海道の、東下り最初の一里塚があったらしいのですが、そこから三条方面へ向かうと、最後の難関(?)九条山があります。その上り道、旅往く人ののどを潤した”亀の水”を過ぎたところに、法華宗大本山本能寺の末寺、大乗寺があります。それはわが家のすぐ近くなんですが、結構な坂を登った先で、しかも駐車も出来ない場所なので、どうも足が向かないままになっていました。
二十年ほど前に移転してこられた、壇信徒の少ないお寺を廃寺にせぬよう、本能寺執事長を辞してこられたご住職が、荒れた草庵から復興させるため、百本あまりの酔芙蓉を育てられて、今では秋の初めに彩りあでやかな境内となりました。
今年は猛暑の影響で開花が遅れ、見頃はまだ先に伸びるよう。後日再度ゆっくり訪ねてみようと思います。詳しくはその際に...なお、境内は非常に多くの蚊が飛び交っており、私もかなり刺されてしまいました。行かれる際にはご注意を。