かくれ念仏・六波羅蜜寺

 
正式には「空也踊躍念仏厳修」*1という「かくれ念仏」は、宗教弾圧による「念仏」の禁止を受けた時代、日暮れ時に人目を忍んでお勤めをしたことに始まるといいます。突然冬の雷の鳴り響き、通り雨の降る中、三、四十人の参拝者が固唾を呑んで見守る中、厳かに時に激しくとり行われました。写真は撮れませんので私もただ見守り、共に手を合わせましたが、久しぶりに純粋にお参りできたように思います。世間のクリスマスの賑わいは他所に、静かで有意義なひとときを過ごせました。終了後には内陣へお参りし、護符を授けてもらいます。映像は無いですが、皆さんも一度如何でしょうか...共に念仏を唱えることを厭う方はご遠慮を...。

*1:重要無形民俗文化財。12/13〜31日(31日は非公開)の毎日日没頃(16時過ぎくらい)_詳しくは「六波羅蜜寺・寺史」のページへ http://rokuhara.or.jp/his/