木漏れ日は...

今日仕事で船岡山に登りました。
時間がなかったので、ぜいぜい言いながら...
公園の手前まで言ったら...車で登れるんですか?
参ったなこりゃ。


ところで、公園はスゴイ「草いきれ」。
ムンムンと春の木々の勢いが、香り漂っておりました。
木漏れ日も気持いい季節。


ところでこの木漏れ日、よく見れば「○」の集まり。
考えて見ればかなり新緑も茂り倒しているので、
その沢山の隙間は、それぞれかなり狭い筈。
つまり大きな自然からすれば「ピンホール」のようなもの。


ですからこのぼんやりした丸は、それぞれぼやけた太陽の像。
つまり沢山のピンホールレンズを並べたけっかの、
ボケボケの結像が並んでいるのです。


...なんて言っても、
写真やピンホールレンズ(カメラ)の原理を知らない方には、
何の事やら”ちんぷんかんぷん”かも知れませんが..,。
次のような簡単な実験を試してみて下さい。


試しにハガキ大くらいの紙に、ボールペンで1ミリくらいの穴を開け、
蛍光灯の下でテーブルから数センチ浮かせてみれば、
テーブル上に蛍光灯の形が、暗いものの結構くっきり投影される筈。


この穴を五円玉の穴くらいまで大きくすると、
明るくはなるものの、像はぼんやりしてしまいます。
これが木漏れ日の状態ですね。


ほんの30分ほどの船岡山巡りで、
こんなこと考えながら、春の陽気を楽しませて貰いました。