京都紅葉2010

南禅寺

十一月の最終週が明けて、私にはここからが本番かも。 南禅寺の人出は相変わらずですが、少しは静かになってくるかも。

三栖神社のイチョウ

根元付近から幹が別れた、三栖神社のイチョウの樹。まだ半ばの紅葉でしたが、雄々しい立ち姿に惚れ惚れして、見上げたまま暫し突っ立っておりました。

御香宮

遠くからこの大きな紅葉が見えたので、何の気なしに立ち寄ったら、七五三参りの親子連れで、境内は大賑わい。いろいろ撮ることが出来ず終いでしたが、そういうことも日曜日。

森林総合研究所のメタセコイヤ並木

京都市内の住宅地にも、こんな並木があるんですね。平日には解放されていて、ゆっくり見学可能なようですが、今日は日曜日で開門されていません。ま、ちょっとだけ撮影させて頂いて、そそくさと立ち去ってきました。

大極殿跡

千本丸太町交差点のすぐそばに、ひっそり建つ「大極殿跡」の碑。小さな公園の中に、こんなにあっさりと国の昔話があるのが、京都の奥行きでしょうか。桜が栄枯盛衰を語るように...。

聖三一幼稚園

京都市の保存樹に指定されているイチョウが、幼稚園の庭に立って、園児たちの日々を見つめています。園の建物もちょっと素敵で、イチョウも幸せそうです。

本隆寺のイチョウ

ここには京都の街中で、私が一番好きなモミジの木を訪ねたのですが、それはまだ色付き半ばで、そちらはまた後日。いまは境内のイチョウが輝いています。

名和公園・一条院跡

平安宮の北東に隣接した一条院*1は、一条天皇の時代には、三度焼失した内裏の代わりに、里内裏として使われた場所。紫式部が日記に書いている”内裏”とは、この一条院内裏だそうで、「源氏物語ゆかりの地」と言われます。 同時にこの地は、14世紀には天皇方と…

龍谷大学のイチョウ

龍谷大学の大宮学舎は、明治初期に造られた重文にもなっている、美しい白亜の校舎が有名ですが、その門の脇、開校時には既に大木となっていたと言われるイチョウがあります。今朝は既に半ば散ってしまっていましたが、その立派な枝ぶりは、周りの大木を凌ぐ…

本能寺のイチョウ

本能寺の信長公廟所脇の立派なイチョウは、今では隣のビル達に並ばれて、ちょっと窮屈そうですが、河原町からの通用口にも、ちょっと顔を見せてくれています。御本堂前のケヤキも軽やかに色付いています。

東三条大将軍神社

平安京を守護するため、街の四隅に素戔嗚尊を祀った大将軍神社を置きました。その東、三条の口の守護がここ東三条・大将軍神社です。今では小ぶりにみえるお社から、分け出でるように御神木の銀杏が伸びています。 いつもひっそりとした境内も、今日は近所の…

西本願寺・逆さ銀杏

銀杏見たさに西本願寺へ向かうと、何だか少し後ろめたさを感じます。もちろんちゃんとお参りはしましたが、本願寺さんはいつもお参りの方が絶えず、そんな中でちょっと浮いた感じ。そんな風に思っていると、どんどん雲まで広がってきました。

押小路通りの並木

今年のこの辺りの並木は、長く葉が残っていて、毎日鮮やかな彩りを、走る者に見せてくれます。

元離宮二条城

二条城の駐車場には大型バスが何台も停まり、遠足の子供たちも沢山入っていきますが、混み合うのは主に二の丸あたり。本丸から西なら、たいがい静かに散策出来ます。 この前の「龍馬伝」で大政奉還の場面がありましたが、それがここで行われたと思うと、やは…

山越・印空寺

お昼になり、だんだんと薄雲が張ってきました。帰り際に、印空寺のモミジと燈台躑躅ドウダンツツジ*1を眺めてきました。 *1:灯台躑躅、満点星とも表記。

嵐峡・渡し舟

のんびりとした舟遊びは、ちょっとこちらの懐具合じゃ贅沢。そんな向きには渡し舟が賢明で、これだけでも結構、嵐山の紅葉を水上から堪能できます。

嵐山・大堰川

江戸開闢期に角倉了以によって、水運に能うよう削り広げられた大堰川。今では丹波の木材の代わりに、観光の舟が下ってきます。堰のある嵐山に達する辺りで、一気に流れを緩め、この辺りではのんびりと舟遊びが乙ですね。 修学旅行か遠足のような、子供たちを…

天龍寺

紅葉鮮やかな嵐山を借景とする、天龍寺大方丈前の曹源池庭園。曹源池も晴れてきた空に、碧く瑞々しい空気を映していました。朝からあたりは騒がしく、残念ながら「明鏡止水」の境地とまでは言えませんが...。 鯉さんたちは、流れによる酸素が多いためか、こ…

天神川御室川合流

この側の浄水場跡に、大学を誘致しようという計画があって、もしそうなったら、このあたりも随分変わるでしょう。道路状況・交通マナーは、確実に悪くなるでしょうね。

京福北野線・宇多野駅

「高雄口駅」と言ったほうが、ピンと来るかも知れませんが、2007年に「宇多野駅」と改名されました。この3年の間に、162号線の跨線橋あたりも、結構風景が変わりました。 変わらないのは、奥に見える仁和寺の門と、比叡山の山並みでしょうか。

大枝・兒子神社

古い山陰道の住宅街の外れに、小さな神社がありました。

大枝・千丈天満宮

小さな鎮守の森に護られて、外からはほとんど見えませんが、一本のモミジがそっと色付いていました。

桂坂野鳥遊園

このような場所が、ひっそりと運営されているのですね。 たぶん野鳥好きの方には知れているのでしょうが、ぼんやり散策したり、景色を眺めるだけでも。無料ですし。

浄住寺

まぁ毎年の浄住寺ですが、やはりキレイなのです。 落葉にも陽が差してこそ....。

松尾大社

今日は西山あたりを探索してきましたが、「朝から晴」との天気予報は、朝からくらい曇り空にもそのままで...お昼過ぎにようやく晴れ上がってきました。 昼を過ぎるとあっという間に、西山に日が隠れてしまいます。

醍醐寺・秋期夜間拝観

醍醐寺さんも今年から夜間拝観を始められました。 今年からと言うことで、まだ知れ渡っていないからか、事前の予約が必要だからか、駐車場が使えないせいか、連休を過ぎたからか...嘘のように参拝客はまばら。団体さんが帰ってしまったら、この広い下伽藍の…

撮影不可・圓成寺

まぁそう言うことなんでしょうね...撮影者は不遜だから。

三宝寺

鳴滝・三宝寺山門のモミジは、以前よりちょっと元気がなくなったような気がしますが、それでも訪れる者を、真っ赤な落葉で迎えてくれます。紅葉葉散る石段は、ちょっと踏むのを躊躇してしまいます。

平岡八幡宮

応神天皇おうじんてんのうをお祀りする、末社の若宮社の側の紅葉が、いま真っ盛りです。 11月末まで「花の天井」が特別拝観できる八幡宮で、名物と言えばやはり神主さんではないでしょうか。気さくに話しかけて貰ったりもしますが、結構バタバタ忙しそうです…

御室八十八ヶ所結願・大窪寺

一足飛びに結願まで来てしまっては、何にもお願いできないのですが、それでも紅葉を見せて頂くことが出来ました。 池に映る紅葉を撮っていたら...何だかネコが集まってきて...。 紅葉にネコ一匹、こちらも独り。