”伏見”の隣の路地


 
前回に続いてまたネコ
此奴に引き込まれた訳ではないのですが
ふらりと気になった路地へ
 
 
 


 
いつも通るターミナルのそば
通りからは気付きませんでしたが
奥はほぼほぼ廃墟に
こんな場所に惑いの光景
 
 
 

 
逃れる穴を穿ったように
虚ろな窓の名残り
 
 
 

 
どんな処にでも広がってゆこうと
ひとの去った路地にでも
生命力を見せつける綿毛の白さ
 
 
 

 
さらに命の漲るは
もう家を飲み込むように茂った大樹
まるでジブリの世界
 
 
オヤジ達のオアシス”伏見”が
取り残された小島のようになって
どっかへ移ってしまうのが
少し心配です