お供

 
まずは、紅葉巡りのお供にと買った植物図鑑。どれも葉っぱなどから検索する方式で、しかも葉を直接スキャンした画像で掲載されているもので、詳しくない私にも判りやすく、使いやすいのです。特に手前の紅葉ハンドブックは、カメラバックにも滑り込ませることの出来る薄いもので、もう少し早く手に入れていれば良かったと思わせる便利さです。例えば_11月30日に訪れた勧修寺の写真で、池に映える橙色の葉の樹は「ハゼノキ」のようで、葉だけだと似ている「ランシンボク」や「ナナカマド」との違いも簡潔に説明されています。
「紅葉ハンドブック」林 将之 著_文一総合出版_1200円+税
「樹木図鑑」鈴木 康夫 著_日本文芸社_1500円+税
「野草・山草図鑑」高村 忠彦 監修_日本文芸社_1600円+税

続いては京都検定の参考本。
先週の金土曜日の一夜漬けならぬ“二日漬け”のお伴でした。受験してみて判りましたが、やはり京都に住んで、年じゅう寺社巡りをしているというのはなによりですね。公式テキストを読みながら、それぞれの歴史、行事の舞台に実際に行っていて、その風景が目に浮かぶというのは、話が解りやすい。例えば..蚕ノ社の三鳥居も、九条池厳島神社唐破風鳥居も、本で読む前に見知っていましたから。でも、せっかく人知れない処に訪れていても...今回の出問なら「元慶寺」や「目疾地蔵」に行ってるというのに...どちらも考えすぎて間違ってしまいました_トホホ。いずれにせよ今回の受験で、歩き回りながらも知らずに過ごしたことばかりだと気づかされました。今後は京都巡りのお供に、この”公式テキストブック”を持ち歩こうかと思います。家での勉強には、最近作った”眼鏡研究社”*1の近距離用眼鏡と、久しぶりに使う蛍光マーカーも。

*1:がんきょうけんきゅうしゃ_新京極蛸薬師上ル