送り火「妙」

今年は「妙」、ようやくの...と言う処でしょうか。


手前は宝ヶ池球技場のスタンド。右の光の筋は、新しくなった「狐坂」の高架道路。このサイズでは見えませんが、空には星。微かにカシオペア座も写っていました。

実は「妙」の字は、十年以上も前に撮影したことが在りました。その時はたまたま行った宝ヶ池球技場の、バックサイドスタンド...と言っても芝生の自由席ですが...に入れて、しかも南側の公園に無料駐車まで出来て、かなり気楽かつ快適に撮影出来ました。
昼間に「今年は左大文字か、それとも妙法を撮ろうか...」と悩みながら、宝ヶ池辺りをロケハンしていて、そういえば...と、宝ヶ池球技場に問い合わせてみたところ、今年からはスタンドに観光客を入れることが出来ないとのこと。残念ながら、その理由と、それをすまなそうに伝えてくれた、管理事務所の方の誠実さに、ただただ納得してしまいました。_開放出来なくなった訳は、毎年観客のタバコの吸い殻が大量にスタンドに捨てられること。しかも今年からは目の前*1のグラウンドが、樹脂製の人工芝に張り替えられ、タバコの火で簡単に損傷してしまう事から、残念ながら開放を中止したと言う事です。
心無い輩の行いで...。私はロケハンで判っていたので、柵上にカメラを据えて撮影しましたが、周りに来る人たちは「何で今年は解放しないんだろうか?」などと、不満頻り。まぁ柵の前にも吸い殻が落ちているので、管理事務所の判断は正しかったかと。

*1:バックサイドスタンドからは、本当に目の前。困った輩が低い柵を越えて、すぐに入ってしまいそうです。