京都市電・昭和53年夏 その2

春雨に湿る三連休に”桜前”の箸休め
昨日に続き昔の写真を...京都市電編その2


 
京都駅前・終点の停留所にて
バスもなかなか懐かしい形式です
この右手には2代目の京都駅舎があったのですが
残念ながら撮っておりませんでした
 
 
 
 
 


 
夏の陽差しを浴びて東寺・南大門前を往く22号系統
五重塔を望む撮影ポイント
もう少したくさん撮っとけばねぇ...
 
 
 
 
 

 
日頃は空いていて
その割に道路交通の邪魔だと廃止された市電
それでも無くなるとなると俄然人気に
国立博物館前“東山七条”電停でも
乗り切れない有様
冷房も無い満員の車内は暑い暑い
ゆっくり走る市電では通り抜ける風も“弱風”
頼りない扇風機が頼り
 
 
 
 
 

 
人気故にやはり無理な撮影をする輩も多かったようで
烏丸北大路の“烏丸車庫”にはこんな看板も
既に始まった京都市営地下鉄烏丸線の工事にも触れられていますが
その開業はこれから3年後の昭和56年
3年間は“市営鉄道”空白の時となるのです
 
 
 
 
 

 
たぶん...北大路橋を東へ渡る姿
フィルムをケチったのか 待って撮れなかったのか
一、二枚きり撮っては移動していたようで
前後のネガにつながりが無くて撮影場所が確実では無いのです
 
 
 
 
 

 
こちらは東大路
疏水に掛かる徳成橋を渡る市電
水面に映る雄姿を抑えたカットも欲しいところ