京都市電・昭和53年夏

京都鉄道博物館取材の関連で、鉄道ファンだった子供の頃に撮影した写真を、スキャンしてみました。
何を撮影したかも忘れていましたが、結構色々と見つかりましたので、少しずつ紹介させて頂きます。

 
まずは京都市電から...
 

 
五条坂”停留所にて
ここから南へ向かう6号系統
町並みの雰囲気はいまも変わらない印象
中1の子供にしては結構いいアングルじゃ無いかと...
 
 
 
 
 

 
西大路一条下ルあたり
白梅町から少し曲がる通りの先
ちょうどすれ違う22号系統
左大文字が覗くあたりはいまも変わらぬ京の街角
行き交う車にノスタルジーを感じますが
背景のビルにある“電電公社”のマークにこそ昭和が香ります
 
 
 
 
 


 
京阪電車七条駅前にて
京都駅へと進む市電6号系統が
京阪電車の線路を渡って今度は七条大橋を渡ります
いまとなっては地上を走る京阪本線も懐かしい限りですが
東山三条と共に“ダイヤモンドクロッシング”と呼ばれる線路の直交が貴重
もう少し路面を多く写しておけば...
見慣れていた私はそれが珍しいなんて少しも思っていなかったのでしょう
当時もう結構なファンたちが沿線で撮影していましたが
このあたりの人はきっとそれが目当てだったはず
 
 
 
当時”ディーゼル好き”だった私は“電車”にほとんど興味が無く
京都市電も全廃が決まってようやく少し撮っただけ
いま思えば勿体ないことをしました
 
 
 
当ブログでは「その日に撮った写真」の掲載を旨としているため、過去の写真を載せるのはごく例外的ですが、この「京都の鉄道・昭和編」では、当然ながら“昭和”の画像を掲載することになります。画像は当時小学生〜中学生だった私が撮ったもので、使用機材だって露出計も無い、もちろんAFも無く自動巻き上げも無い minolta SR-1 。レンズも標準55mm f1.8と望遠135mm f2.8の2本のみというもの。今回スキャンした原板も、かなり退色したネガフィルムやプリントからですので、クオリティの低さは笑ってお赦し頂ければ幸いです。