金戒光明寺・西雲院

          
黒谷の丘にあって少し涼しいこの地に、蓮咲く念仏道場があります。
 
 
 

ちょっと恥ずかしそうに、葉を傘にして。
 
 
 
 
 
               
法然上人が比叡山よりこの地に降りられ、承安5年(1175年)真如堂を詣でられた時に、この大きな白川石に腰掛け、その際紫雲光明を得たことから、のちこの地に金戒光明寺が建つことになります。その『紫雲石』を宗厳上人が江戸初期(1616年)に贈られ、開いたのがここ西雲院。境内には紫雲石を祀ったお堂があります。
 
 
 

文殊塔〜西雲院へと登る石段からは、こんな風景も...京都市立美術館、平安神宮の大鳥居、京都タワー・駅ビル、そして奥のほう、山の途切れる辺りが天王山・山崎の辺り。
この傍には、今年の大河で採り上げられている『江』の墓があり、今年は訪れる人も多い場所。