上御霊神社・一初 いちはつ


上御霊神社に一初と呼ばれる早咲きのアヤメが咲いています。この上御霊神社、たびたびの都の悪疫を静めるため、政争などで非業の死を遂げ”祟り神”と畏れられた八所御霊*1を祀っているという、なかなか深〜い場所です。古いにしえの都には、このようなおどろおどろしい話が付き物かも知れません。




境内には18日の還幸祭に向けて、三基の神輿と二基の小さな神輿が、舞殿に据え置かれています。

*1:八所御霊:早良さわら親王、井上いのえ内親王、他戸おさべ親王藤原吉子、文屋宮田麻呂ふんやのみやたまろ橘逸勢たちばなのはやなり吉備真備きびのまきび火雷神菅原道真)。