2010-05-03 上御霊神社・一初 いちはつ 春の京都 上御霊神社に一初と呼ばれる早咲きのアヤメが咲いています。この上御霊神社、たびたびの都の悪疫を静めるため、政争などで非業の死を遂げ”祟り神”と畏れられた八所御霊*1を祀っているという、なかなか深〜い場所です。古いにしえの都には、このようなおどろおどろしい話が付き物かも知れません。 境内には18日の還幸祭に向けて、三基の神輿と二基の小さな神輿が、舞殿に据え置かれています。 *1:八所御霊:早良さわら親王、井上いのえ内親王、他戸おさべ親王、藤原吉子、文屋宮田麻呂ふんやのみやたまろ、橘逸勢たちばなのはやなり、吉備真備きびのまきび、火雷神(菅原道真)。