鳥羽離宮・南殿の跡は、いまはごく平凡な公園となっています。中世には広大な離宮であって、近代日本の始まりにあっては、その転換点となる戦の端緒を切った地。今は寂として人無く、侘びしさ漂う空間です。
思えばここは昨年の大河ドラマ『平清盛』でも、後白河上皇が幽閉されるなど、時代と深く関わる地。そしてしかも、今年の大河ドラマ『八重の桜』でも、きっと物語のなかで重要な出来事であろう、戊辰戦争にかかわる地でも在るのですね。
重く雲の垂れた空に、ゆっくりと飛行船が流れていました。
鳥羽離宮・南殿の跡は、いまはごく平凡な公園となっています。中世には広大な離宮であって、近代日本の始まりにあっては、その転換点となる戦の端緒を切った地。今は寂として人無く、侘びしさ漂う空間です。