戊辰戦争・鳥羽伏見の戦い勃発の地2


鳥羽離宮・南殿の跡は、いまはごく平凡な公園となっています。中世には広大な離宮であって、近代日本の始まりにあっては、その転換点となる戦の端緒を切った地。今は寂として人無く、侘びしさ漂う空間です。
 
 
 

この公園にも『鳥羽伏見の戦い勃発の地 小枝橋』の碑が建てられています。昔は暴れ川で、流れも違ったかも知れない鴨川ですので、当時の小枝橋が何処にあったのか、いずれの碑を見ても判りませんでした。写真は碑にある戦地概要。
 
 
 

思えばここは昨年の大河ドラマ平清盛』でも、後白河上皇が幽閉されるなど、時代と深く関わる地。そしてしかも、今年の大河ドラマ『八重の桜』でも、きっと物語のなかで重要な出来事であろう、戊辰戦争にかかわる地でも在るのですね。
重く雲の垂れた空に、ゆっくりと飛行船が流れていました。