江のふるさとを訪ねて・小谷城址

朝からゆっくりゆっくり、小谷おだに城址へと上ります...

上り坂にかかる紅葉。晴れやかなる光景ですが、右手下に見える岩は、その名もおどろおどろしい「首据石」。合戦の折、敵方に通じた逆臣の首をここに晒したとか。それもこれも、全ては夢の跡。





桜馬場の紅葉。






桜馬場には、浅井氏家臣供養塔が建ち、紅葉を目前にしています。春には桜が供養となることでしょう。






本丸跡から「大広間」*1の紅葉を眺めると、少し感傷的な気分。石組みの残る本丸の台地には、今では雑木が沢山生え育ち、時の流れをまざまざと見せつけてくれます。





 
小谷山からは伊吹の峰や、琵琶湖・竹生島が見えます。





小谷城址周辺は、大河ドラマの年に向けて、急ピッチで整備中。今日も重機が忙しそうに働いて。

*1:本丸跡の目の前には「大広間」あるいは「千畳敷」と呼ばれる、85x35mの平地があって、ここまで狭い山城という印象の道のりでしたが、急に人の営みを感じる空間です。