朝からゆっくりゆっくり、小谷おだに城址へと上ります...
上り坂にかかる紅葉。晴れやかなる光景ですが、右手下に見える岩は、その名もおどろおどろしい「首据石」。合戦の折、敵方に通じた逆臣の首をここに晒したとか。それもこれも、全ては夢の跡。
桜馬場には、浅井氏家臣供養塔が建ち、紅葉を目前にしています。春には桜が供養となることでしょう。
本丸跡から「大広間」*1の紅葉を眺めると、少し感傷的な気分。石組みの残る本丸の台地には、今では雑木が沢山生え育ち、時の流れをまざまざと見せつけてくれます。
小谷山からは伊吹の峰や、琵琶湖・竹生島が見えます。