お久しぶりの府庁旧館

ご無沙汰しておりました

街を撮る気にも街歩きをする気にもならず

自堕落な日々でした

よつこら重い腰を上げてみます

 

 

 

京都府庁旧館 2023.11.17 RF10-20/4L

 

夜半のからの雨も上がって

久しぶりに府庁休館を訪ねたのは

新しいレンズを試してみたかったから

オールドレンズを試すため

街歩きしていたのと同じモチベーション

 

 

 

京都府庁旧館 2023.11.17 RF10-20/4L

 

こんなレンズなら

狭い空間も簡単に拾えてしまうので

ちょっと写真が下手になってしまいそうな

目が眩んでしまいそうな

 

 

 

 

京都府庁旧館 2023.11.17 RF10-20/4L

 

少し薄陽が差して来ました...

 

水平121度の画角は

思っていたのとは違ったアングルも提供してくれますが

それはやっぱりなかなか癖が強い

良い空間だからこそ絵になってくれたのかも

 

 

 

 

 

京都府庁旧館 2023.11.17 RF10-20/4L

 

【旧知事室】

天井の意匠などは

こうして撮ってみて解る部分もあります

 

 

 

 

京都府庁旧館 2023.11.17 RF10-20/4L

 

【正庁】

11月の少し冷えた雨上がり

薄日が戻る前の静けさ

 

 

 

 

京都府庁旧館 2023.11.17 RF10-20/4L

 

ここのトイレの鉄製の”看板”が

前から気に入ってます

フラットな光を感じる空間です

 

 

 

 

 

京都府庁旧館 2023.11.17 RF10-20/4L

 

お昼休みになって

陽の当たる庭に面したベンチに佇むのは

見学客か職員さんか

 

 

 

 

京都府庁旧館 2023.11.17 RF10-20/4L

 

【旧議場】

明治38年から昭和44年まで使われた議場

昭和を”最近まで”と感じるのはもう年寄りの感覚だそうで

今では始まりも終わりもただただ昔話のように

 

 

 

 

 

京都府庁旧館 2023.11.17 RF10-20/4L

 

【旧議場】

当時は広かったんだろうか

それとも小ぢんまり感じられたのか

造りはとても凝っています

 

 

 

 

新しいレンズには

PhotoshopのRAW現像プロファイルがまだ無いので

歪みは一々補正しなくてはなりません

少し補正が正確ではなかったかも

暫くは我慢ですが

その代わり今時の”デジタル補正ありき”の設計は自由度が広く

昔ならあり得ないレンズを手にできるのが良いところ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アジサイ残る...

九月も半ばすぎというのに

茶色に乾いて立ち枯れた様なアジサイは

まだ通りの脇に残っています

紫陽花って梅雨から初夏にかけての花でしたよね

朽ちるわけでもなく

ただこの様な姿を晒すのみ

なんだか可哀想な...

 

 

 

 

これもまた9/23に撮っていたものを

11月になってようやくのアップ

更新しなくてお恥ずかしい

 

 

 

 

 

 

 

ゆきのよあけて...

久しぶりにしっかりと積もって明けた朝

仕事場の床での浅い眠りで痛む体を無理やり起こし

朝からの仕事に向けて祇園界隈へと向かいます

 

 

 

 

烏丸御池は朝陽が差して爽やかな景色

でも路面はゴツゴツと凍り固まっています

それでも尚ノーマルタイヤで走る車もいるため

ガラガラなのに流れません

凍る朝 @ 烏丸御池

 

 

 

 

 

結局仕事は流れて内心ホッとする頃

石段下は明るい雰囲気

でも...南行きの東大路は五条へ向けて大渋滞継続中でした

雪明けて @ 祇園石段下

 

 

 

 

 

 

もう一度仕事場へと戻る道

昨夜からの疲れを少し回復させたくて

車の少ない岡崎・神宮道で休憩

青空と雪に映える朱色

大鳥居と応天門 @ 神宮道

 

 

 

 

 

 

戻り道では昨夜から放置された車の姿も

ここはちょっとした上り坂

そりゃノーマルでは上れませんし

下りはもっと危険です

雪坂を諦めて @ R.162 双ヶ岡

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おおわらわ

昨夜の雪には難儀しました

仕事の後処理を済ませて渋滞はそろそろ解消されるかと

甘い考えで山科へと車を走らせましたが...

 

 

 

御池通りも走る車は疎らで

木屋町三条まで市内のほとんどはもう渋滞はないのかと

ノーマルタイヤの車なんかは

もうお家へと帰ったと思ってました

閑散 @ 御池柳馬場 23:11

 

 

 

 

 

ところが木屋町三条で東行きが停止している事に気付き

裏道で蹴上まではスッときましたが

ここで30分以上留まったまま

終いには九条山へ向かう三条通の車列は

僅かに動く気配すら無くなって

緊急車両も反対車線を逆走して九条山へと向かってました

渋滞 @ 蹴上 23:34

 

 

 

結局五条通=国道1号が通行止めになっていて

しかも九条山・山科の先も逢坂山・名神高速・滋賀県内も

どこまで行っても進まない訳で

当然蹴上〜九条山なんかは動かなくて当然

仕事場に戻って明かす事にしてみると

街中の通りは三条通の渋滞などはまるで知らぬ事のように静かでした

戻り道 @ 新町御池 24:03

 

 

 

 

 

 

 

おおとりい...

晴れたお昼前に岡崎あたりへ

成人の日には通りも混雑したこの辺り

静かに歩けば其処此処に良い建物

またまた水中専用UW-NIKKOR 20mmを持ち出しました

実はバックフォーカスの調整に四苦八苦

組み付けたレンズを外してはまた組み直して

それをこの半月ほど何度か繰り返して

ようやく使いやすい設定に行き着いたかも

 

 

 

 

さてこちらは府立図書館

何度も撮影してここにも載せたはず

フレアもまぁこんなものかと

UW-NIKKOR 20mm f2.8 @ EOS RP

 

 

 

 

 

 

改修時に地下に掘り込まれた空間に

ポツンと座るブロンズ増

冬の斜陽に引き立てられて主人公のよう

UW-NIKKOR 20mm f2.8 @ EOS RP

 

 

 

 

天井から吊るされた照明のオレンジと

大鳥居が競っているよう

UW-NIKKOR 20mm f2.8 @ EOS RP

 

 

 

 

改修の済んだ京都市美術館

エントランス前が掘り込まれて少し背が伸びたみたい

元来中央に見える重厚な扉が1Fエントランスで

現在は以前の地下部分から入るように

実は初めて気がつきました...知らぬことばかりです

この辺りも何度も通っているはずなのに

UW-NIKKOR 20mm f2.8 @ EOS RP

 

 

 

 

まぁ京都市民なら今更撮らない平安時神宮の大鳥居

青空にはくっきりと映えます

年明けになんだか威勢のいい雲の背景を纏っていました

UW-NIKKOR 20mm f2.8 @ EOS RP

 

 

 

 

UW-NIKKOR 20mm f2.8

そもそもニコンの水陸両用カメラ"NIKONOS"システムの

水中専用広角レンズであるUW-NIKKOR 20mm f2.8というレンズ

1980年代半ばのもので現状使い道が限られるために

オークションでは結構ゴロゴロしています

今回EOS Rマウントへ改造するため四苦八苦するうち

なんだかんだで2本も手許に

少しずつバックフォーカスが違っていて

どちらも完璧では無いものの

どちらも”まぁまずまず”というところ

フォーカスと絞りのノブは本来水平に並ぶ設計ながら

ここでは40度くらい傾けて取り付け

結局はまぁ”変な趣味”です

 

 

 

 

 

 

はじめのいっぽ...

年賀のご挨拶には何も思い浮かばず

せめて新年を迎える光景を収めるしかないかという思いで

夜明け前に街へと出ました

漠然と”薄明と街灯”というイメージだけを持って...

 

 

 

 

ROKKOR-PF 55mm f1.8 @ EOS R5

冬はつとめて...といったものの

いくらか撮り歩いてみてもなんだか頭もはっきりとはせず

結局初めの一枚で事足りたのかもしれません

徐々に別れちぎれて消えてゆく雲

半世紀超えのレンズで映し出した黎明の大文字山系

LEDの街灯は冷たい色をしていました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ROKKOR-PF 55mm f1.8 @ EOS R5

陽が上ると雲も流れて元日の明るい窓際に今日の機材

私の”はじめの一歩”はおよそ五十年前

亡き大叔父の遺してくれた一眼レフSR-1で鉄道写真を撮り始めた頃

レンズはこのロッコール55/1.8と135/2.8の2本だけ

令和五年 R5の撮り初めは

今のメインミラーレスボディと初心を知る標準レンズ

古い酒を新しい皮袋に入れたようなもの

これがどういう意味を為すのかは心持ち次第なのでしょう

  (今回のレンズは当時から所有している個体ではなく、後に入手した個体です。)