花は短し夜を往け

昨日話した早咲きも染井吉野も咲いているという件...

 

 

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早咲きの枝垂れ桜@二条城南の児童公園

 

まずは二条城南の児童公園に咲く立派な枝垂れ桜です

これは早咲きの枝垂れでおそらくは平野神社の「魁桜」や

近衛亭跡や本満寺の枝垂れと同じ”糸桜”かと

例年ご近所さんがライトアップされているようで

いままさに満開ですがそれでも静かに眺められます

 

 

 

 

 

 

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早咲きの枝垂れ桜@二条城南の児童公園

小さな公園なのに

ほかにも遅咲きの八重桜が咲きます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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陽光桜@寺町御池

続いては御池通の陽光桜

最近市内の方々で街路樹として植えられている桜です

さすがにもう満開は過ぎて散り始め葉も出始めてはいますが

濃くなってきた紅色の花をまだ残しています

かなり早咲きの桜なので染井吉野と揃うことは珍しいかも

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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夜桜@蹴上ウエスティン都ホテル前

 

帰り道でたいがい赤信号に停車させられる蹴上交差点

ウエスティン都ホテルの桜も満開

平日夜は静かなもんです

 

 

 

 

 

 

 

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夜桜@蹴上ウエスティン都ホテル前

昨年くらいから植え込みにも雅な色合いの電飾が設られて

それとさくらのライトアップ競演が見頃

 

 

 

 

 

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夜桜@蹴上ウエスティン都ホテル前

歩道を覆う様に伸びた桜は

旧”都ホテル”時代からの長年蹴上を彩っているもの

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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夜桜@蹴上インクライン土手

もちろんインクラインの桜並木も満開

こちらも歩道上を覆うよう

昼間は本当に多くの人出で混み合っていて

私なんかは通り掛かっても敬遠してしまいますが

夜なら静かに眺められます

インクライン上の夜桜景は以前のブログをご覧ください

 

 

 

 

 

 

 

 

雨には散らず 風にも散らず

この春は寒暖の移ろいが惑わせたのか

早咲きの桜と染井吉野が並び咲いているようです

通りで見かけている中で言えば...

前回載せた旧平安荘の桜は早咲きの紅枝垂れ桜も未だ満開ですし

     (平安神宮神苑のように遅咲きの紅枝垂れ桜もあります)

二条城南・児童公園の早咲き・糸桜系の枝垂れ桜もまだ満開

御池通の陽光桜も未だ満開なのに

蹴上や木屋町の染井吉野ももう満開です

 

 

 

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高瀬川沿いの桜並木@木屋町御池下ル

 

コロナ前に比べて静かに眺められるのは良いものの

まだちょっと花見気分にはなれません

夜にそっと撮ってみる

いつもの帰り道沿いの桜たち

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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高瀬川沿いの桜並木@木屋町三条上ル

 

以前取材でお世話になった高瀬川沿いのお店も

このコロナ禍で閑古鳥鳴く悲しい光景をよく見ましたが

ようやくここの処お客の姿が戻りつつあるよう

ただ木屋町の酔っ払いも増えて来て

ちょっと通り過ぎるのが不安になってきました

 

 

 

 

今日も「この雨で桜が散らなければ良いのですが...」なんて

したり顔で観る人に媚びたようなセリフを放つ気象予報士さんたち

なんでそんなに桜を 生ける植物を馬鹿にするのですかねぇ...?

まだ盛りの桜はそんなにか弱く散りませんよ!

もちろん咲いた花は数日で散りますが

そうなったら雨・風なく穏やかな日でもはらはら散りますし

それまでは強い雨風にもしっかり咲き続けています

一本の木でも早めに咲いた花が散っていて

その花びらが雨で地面に固定されてしまって

それを見て誤解されているとしか思えません

もうちょっと生き物に対する畏敬の念を持って欲しいものです

 

 

 

 

 

 

 

さくらさくら...

この季節 桜の季節

以前なら早咲きから遅咲きまで毎日のように

朝早くから夜桜まで

北は丹後半島から南は吉野まで京都滋賀奈良を

走り回って追いかけ回していましたが

そう言う日々が神経を歪めたのか

花見に出掛けるなんて気持ちも重くて出来なくなってしまいました

 

 

 

 

 

それでも街を走れば桜花は見かけるワケで

気になる桜や嬉しく思えることも...

 

 

 

 

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旧平安荘跡の桜

岡崎に在った平安荘(?)の枝垂れ桜は

施設が無くなってからはフェンスに囲まれた空き地に立ち

そのうち伐られてしまうのでは..と危惧していましたが

この度コインパーキングの敷地内にしっかりとした存在場所を得て

これからもこの地でその咲き姿を留めてくれるようです

上部の枝など各所に傷みは見受けられますが

まずは残されたことが嬉しい!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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屋上の桜

そして以前から気になってはいたこの桜

葛野大路に面した”西京極幼稚園”の屋上に咲く桜

結構前に気付いてはいたものの

これまで撮りに行く頃には他を撮りに行くことに余裕がなくて

もう”桜撮り疲れ”となった今見に行ってきました

その場所からして生育条件は結構厳しいと思うのですが

遠目にはなかなかに元気そうに見えます

桜咲く園庭では元気に園児たちが走り回っていました

春の微笑ましい風景

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひまわりの国へ

虚しいニュースに厭気がさします

けれど座して何もできず...せめて”ひまわり”に願いを込めて

 

 

さて

ぼやぼやしているうちに早三月

明日は”桃の節句”となり梅も咲きだしましたが

今日は未だ三月と言うのに”ひまわり”を!

 

 

 

 

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ひまわり ©︎narutakiso 2007

 

 

すでにネット記事などで目にされていると思いますが

丸腰の民間人女性が侵攻してきたロシア兵士の前に立ち塞がって

「ひまわりの種をポケットに入れておけ、君が倒れたらそこにひまわりが咲くだろうよ」

と言い放ったことがネット上で流れていて (詳しくは検索してみてください)

ひまわりの花がウクライナで反戦の象徴となっているという

 

 

そこで直ぐ浮かんだのは中島みゆきさんの「ひまわり "SUNWARD"」1994年

『たとえどんな名前で呼ばれるときも 花は香りつづけるだろう

 たとえどんな名前の人の庭でも 花は香りつづけるだろう』(詞:中島みゆき)

とにかく歌詞はまるで今日を映しているかのように響いて

先ほどから何度も何度も繰り返し聴いています

 

 

台湾ライブでも最後に歌われたという反戦歌と言っていい歌

きっと聴いた人に後述の映画「ひまわり」のイメージも伝わると

考えられて創られたであろう詞ですが (それほど有名な映画。シーンなので...)

正にその歌を届けたいような状況というのは

いつまで経っても無くならないのです

 

 

アジアでの問題も想起させる曲「EAST ASIA」も併せて

いちど聴いてみて頂ければ幸いです

_「ひまわり "SUNWARD"」中島みゆき Album ”LOVE OR NOTHING"  (1994) 収録曲

_「EAST ASIA」中島みゆき Album ”EAST ASIA" (1992) 収録曲

 

 

 

 

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ひまわり ©︎narutakiso 2005

 

 

 

そしてもう一つ浮かんだイメージは

どこまでも続くなだらかな丘のひまわり畑に

悲嘆に暮れて立つ女性の映像

映画「ひまわり」の有名なシーン

 

 

冷戦真っ只中の1970年公開の名作で

イタリア・フランス・ソ連・アメリカ合作というちょっと考えられない経緯

しかも上に描いたシーンは正しく当時ソ連邦であったウクライナの

キエフ近郊て撮影されたという...現状とても皮肉だし

当時の情勢から言っても信じ難い制作方法

 

 

 

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ひまわり ©︎narutakiso 2009

ウクライナカラーのひまわり

 

 

もちろん映画のシーンは私の写真なんかとは別次元の壮大・広大な画面です

ちなみに「соняшник」はウクライナ語で「ひまわり」とのこと

(もし間違っていたら教えて下さい)

 

 

 

映画「ひまわり」でも印象的だったように

ウクライナはひまわりの一大生産地

名作なのに随分と前に一度見たきりなので

これも見直してみようかと思います

よかったらこの映画もおすすめしたいところです

 

 

 

ja.wikipedia.org

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また「そうだ...」

また掘り起こした古いミラーレンズや

1979年製の望遠3本で新幹線を撮ってみるべく

先日と同じ跨線橋へ

 

 

 

 

 

 

 

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Tamron SP 8/500 Catadioptric (1979) @ R6

ミラーレンズは有効口径よりも実口径が大きく

被写界深度は非常に浅くて

絞りで稼ぐ事も出来ないから扱い辛いもの

画像は少しトリミングしています

絞りのないミラーレンズで光芒が出ているのはフェンスによる効果です

 

 

 

 

 

 

 

 

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Tamron SP 8/500 Catadioptric (1979) @ R6

架線施設が避けられません...

ボディ内手ぶれ補正だけでは

500ミリはほとんど補正しきれず

フォーカスも見辛いのが弱点

一方安くて軽いのは他に変え難いところ

 

 

 

 

 

 

 

 

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Tamron SP 5.6/300 (1979) @ R6

東山トンネルに消えていく上りの後ろ姿

300mmではフェンスや架線が邪魔で難しい場所

 

 

 

 

 

 

 

 

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Tamron SP 2.5/90 Macro (1979) @ R6

東山トンネルから姿を現す下り

一瞬光の差すポイントは90mmで流します

 

 

 

 

 

 

 

 

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Tamron SP 8/500, 2.5/90, 5.6/300, Adaptall2:EF, R6

1979年発売のタムロンレンズたち

この頃のデザインが好きです

フィルム時代から持っているレフレックス500mmはガラクタ箱から引っ張り出してみて

意外にカビなどの傷みもなくクリアーで驚き

デジタル一眼レフ時代に改めて入手した90mmマクロはジャンク品ながら

特に問題無い状態のいい買い物

最近入手した300mmは送料込み1000円の極上品

ほとんど新品同様です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

九条山渋滞

雪だと走り出したものの

既に起きるのが遅くて完全に出遅れ

 

 

 

 

 

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三条通 @ 日ノ岡から九条山へ

九条山の道には事故車がいるようで

結構な渋滞

路側の表示は1℃

 

 

 

 

 

 

 

 

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三条通 @ 九条山

九条山では白銀の世界

道路脇の樹々は真っ白です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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御池通の欅並木は雪の花を咲かせて

市役所と雪景色を成しています

ぐーたら者は車も降りずに車窓より撮るばかり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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御池通は普段より空いていて

停めた車からぼんやり眺めていたいような風景

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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烏丸御池交差点も雪景色

これまた信号待ちでの景色

もうまったく持ってやる気なし

以前なら雪だと言えば精力的に走り回っていたのに

ココ数年はもうダメダメです