ひまわりの国へ

虚しいニュースに厭気がさします

けれど座して何もできず...せめて”ひまわり”に願いを込めて

 

 

さて

ぼやぼやしているうちに早三月

明日は”桃の節句”となり梅も咲きだしましたが

今日は未だ三月と言うのに”ひまわり”を!

 

 

 

 

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ひまわり ©︎narutakiso 2007

 

 

すでにネット記事などで目にされていると思いますが

丸腰の民間人女性が侵攻してきたロシア兵士の前に立ち塞がって

「ひまわりの種をポケットに入れておけ、君が倒れたらそこにひまわりが咲くだろうよ」

と言い放ったことがネット上で流れていて (詳しくは検索してみてください)

ひまわりの花がウクライナで反戦の象徴となっているという

 

 

そこで直ぐ浮かんだのは中島みゆきさんの「ひまわり "SUNWARD"」1994年

『たとえどんな名前で呼ばれるときも 花は香りつづけるだろう

 たとえどんな名前の人の庭でも 花は香りつづけるだろう』(詞:中島みゆき)

とにかく歌詞はまるで今日を映しているかのように響いて

先ほどから何度も何度も繰り返し聴いています

 

 

台湾ライブでも最後に歌われたという反戦歌と言っていい歌

きっと聴いた人に後述の映画「ひまわり」のイメージも伝わると

考えられて創られたであろう詞ですが (それほど有名な映画。シーンなので...)

正にその歌を届けたいような状況というのは

いつまで経っても無くならないのです

 

 

アジアでの問題も想起させる曲「EAST ASIA」も併せて

いちど聴いてみて頂ければ幸いです

_「ひまわり "SUNWARD"」中島みゆき Album ”LOVE OR NOTHING"  (1994) 収録曲

_「EAST ASIA」中島みゆき Album ”EAST ASIA" (1992) 収録曲

 

 

 

 

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ひまわり ©︎narutakiso 2005

 

 

 

そしてもう一つ浮かんだイメージは

どこまでも続くなだらかな丘のひまわり畑に

悲嘆に暮れて立つ女性の映像

映画「ひまわり」の有名なシーン

 

 

冷戦真っ只中の1970年公開の名作で

イタリア・フランス・ソ連・アメリカ合作というちょっと考えられない経緯

しかも上に描いたシーンは正しく当時ソ連邦であったウクライナの

キエフ近郊て撮影されたという...現状とても皮肉だし

当時の情勢から言っても信じ難い制作方法

 

 

 

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ひまわり ©︎narutakiso 2009

ウクライナカラーのひまわり

 

 

もちろん映画のシーンは私の写真なんかとは別次元の壮大・広大な画面です

ちなみに「соняшник」はウクライナ語で「ひまわり」とのこと

(もし間違っていたら教えて下さい)

 

 

 

映画「ひまわり」でも印象的だったように

ウクライナはひまわりの一大生産地

名作なのに随分と前に一度見たきりなので

これも見直してみようかと思います

よかったらこの映画もおすすめしたいところです

 

 

 

ja.wikipedia.org