虚しいニュースに厭気がさします
けれど座して何もできず...せめて”ひまわり”に願いを込めて
さて
ぼやぼやしているうちに早三月
明日は”桃の節句”となり梅も咲きだしましたが
今日は未だ三月と言うのに”ひまわり”を!
すでにネット記事などで目にされていると思いますが
丸腰の民間人女性が侵攻してきたロシア兵士の前に立ち塞がって
「ひまわりの種をポケットに入れておけ、君が倒れたらそこにひまわりが咲くだろうよ」
と言い放ったことがネット上で流れていて (詳しくは検索してみてください)
ひまわりの花がウクライナで反戦の象徴となっているという
そこで直ぐ浮かんだのは中島みゆきさんの「ひまわり "SUNWARD"」1994年
『たとえどんな名前で呼ばれるときも 花は香りつづけるだろう
たとえどんな名前の人の庭でも 花は香りつづけるだろう』(詞:中島みゆき)
とにかく歌詞はまるで今日を映しているかのように響いて
先ほどから何度も何度も繰り返し聴いています
台湾ライブでも最後に歌われたという反戦歌と言っていい歌
きっと聴いた人に後述の映画「ひまわり」のイメージも伝わると
考えられて創られたであろう詞ですが (それほど有名な映画。シーンなので...)
正にその歌を届けたいような状況というのは
いつまで経っても無くならないのです
アジアでの問題も想起させる曲「EAST ASIA」も併せて
いちど聴いてみて頂ければ幸いです
_「ひまわり "SUNWARD"」中島みゆき Album ”LOVE OR NOTHING" (1994) 収録曲
_「EAST ASIA」中島みゆき Album ”EAST ASIA" (1992) 収録曲
そしてもう一つ浮かんだイメージは
どこまでも続くなだらかな丘のひまわり畑に
悲嘆に暮れて立つ女性の映像
映画「ひまわり」の有名なシーン
冷戦真っ只中の1970年公開の名作で
イタリア・フランス・ソ連・アメリカ合作というちょっと考えられない経緯
しかも上に描いたシーンは正しく当時ソ連邦であったウクライナの
キエフ近郊て撮影されたという...現状とても皮肉だし
当時の情勢から言っても信じ難い制作方法
ウクライナカラーのひまわり
もちろん映画のシーンは私の写真なんかとは別次元の壮大・広大な画面です
ちなみに「соняшник」はウクライナ語で「ひまわり」とのこと
(もし間違っていたら教えて下さい)
映画「ひまわり」でも印象的だったように
ウクライナはひまわりの一大生産地
名作なのに随分と前に一度見たきりなので
これも見直してみようかと思います
よかったらこの映画もおすすめしたいところです