寺町阿弥陀寺(非公開文化財特別公開)

朝から久しぶりの冬晴れ。もう一件冬の旅で公開されている寺院へ。

寺町の阿弥陀寺は元々大宮上立売辺りに、広大な寺域を持った大慈院だったそう。信長と兄弟の如く育てられたという開山・清玉上人が、本能寺の変後すぐに駆けつけ、信長の遺骸を引き取り埋葬、さらに自害した信忠をはじめ、織田家百余名の供養を光秀から許されたといいます。
 
 

その後、秀吉による埋葬・供養の申し出を断ったことなどから疎まれ、京の街の改変=都の警護の為の防壁として寺町通りを作る際、ここに改地・縮小されたとか。秀吉により作られた廟所・大徳寺総見院に対し、正式な廟所として明治天皇からも認められています。
 
 
 

信長と信忠親子の墓は、ひっそりと青空の下。
 
 
 

最近よく見る光景。無縁となった墓石の多さ...。