京都祇園祭大船鉾復興展示

今さら”祇園祭”カテゴリーの記事とは...なんて思われそうですが、京都駅近くへ行くついでに『京都市無形文化遺産展示室』へ。

京都ヨドバシビルの建設時に、発見された出土品と共に、立派な展示場の真ん中に、勇姿が収められています。
 
 
 

ここでは”縄がらみ”による骨組みが、いつでも間近に見ることが出来、暑い日に涼むのにも穴場かも。
 
 
 

多方面からの援助で、復興を遂げつつある大船鉾。胴体の木組みは、京都青年会議所の、車輪などは菊水鉾からの支援によるもので、新たな墨跡や名残りの銘が見受けられます。現在建造中の船上の屋形は、京都ライオンズクラブの寄付によるもの。
 
 
 
平成26年の巡行参加を目指し、復興された大船鉾。現存する船鉾とどう違うかというと、出陣(船出)姿を表した船鉾と、凱旋姿の大船鉾ということです。元々巡行が二回に分かれていた時には、「前さきの祭」の現”船鉾”と「後の祭」の”大船鉾”に分かれていたため、どちらもただ『船鉾』と呼ばれていたそう。