一里塚松飾式
長刀鉾の稚児、禿、町役員が、神酒神饌を献上します。
本来はここで、全員集合の記念写真を撮るところですが、地面に雨水が見えるように、急に降り出してきて、また夕立の気配。いちおう三人だけが立って、すぐに車で引き揚げられました。
その後はやはり強い雨風となりました。
その昔、平安京造営時には、この松原通が『五条大路』で、六道の辻を通って、清水寺への(また鳥辺野への)参道でした。牛若丸と弁慶の出会いも、現在の松原橋であったとか。また、ここを境にして、北は八坂神社の氏子、南は稲荷大社の氏子だそう。
山鉾の巡行でも昭和30年までは、松原通を通っていて、ここ中之町がちょうど『一里塚』にあたります。当時一時の休憩を取ったこの地に、いまは14日に詣でます。