舞鶴・多禰寺


大戦後の引揚げ港・舞鶴港を回り込むように、多禰寺まで上ってくると、その湾を見渡す視界が開けます。時代を遡れば、苦しい歴史を象徴する場所であり、背後の山を越えると、ほんの数kmで高浜原発があるのですが...そんな事どもを感じさせない平和な光景。
 
 
            
小春日和と言うには、強過ぎるくらいの陽差しの下。汗ばむくらいの厚着を脱いで、東舞鶴の紅葉巡りは多禰寺から。まぶしさに紅葉も華やぎます。
 
 
 
以前来た時には、夕暮れの雨降る中で、暗く寂しい風景でしたが、紅葉の下の石の仏さんに慰められました。今日は石の仏さんは暖かな木漏れ日の中。鎮守の祠も木漏れ日を浴びて、心暖かく穏やかな光景です。