2011-11-26 愛宕ケーブル清滝川駅跡 京都紅葉 愛宕への参詣道の脇に、コンクリートの敷き跡の在る、緩やかに上る広場があります。ここはその昔、愛宕ケーブルの麓側の駅跡。落葉の中に見て取れる軌道跡は、ずんずんと奥へと続いています*1。いまは狭い山間に不似合いな、ゆったりとした広場を残すのみ。 *1:愛宕ケーブルと連絡するのは”愛宕山鉄道”。愛宕山鉄道は嵐山から清滝を結んでいて、ケーブルと共に愛宕山参詣者と、冬季は愛宕山スキー場等の客を乗せ、賑わっていたようです。共に昭和4年開業、昭和19年廃止。