大福梅授与・北野天満宮

 
今日は大福梅(おおふくうめ)*1をもらいに北野天満宮へ。およそ千年前の村上天皇の時代に、干した梅を入れた茶を呑み、疫病が平癒したという故事より、お正月にこの大福茶=王服茶を呑むようになったそう。打ちの家でも以前は亡き母が、ちゃんとどこかしらの「大福梅」を用意してましたが、最近は適当な梅と昆布で済ましていたので、今度のお正月には天神さんの大福梅を戴きましょう。一緒にお屠蘇の元「屠蘇散」も戴きました。
ちなみに今日は祇園で、新年の準備を始める行事「事始め」なんです。本来非常に花街らしい、美しい習わしなんですが、近頃はこの朝、祇園の通りはカメラマンでごった返し、芸子さん舞妓さん方を追っかけるは、車を通れなくするは...と、やりたい放題・傍若無人で、京都撮影者としては残念な風景に。特に今年は日曜日で大変そうなので、避けてしまいました。ご紹介できずにスミマセン。

天神さんの壁には「まりなげ禁止」なんて、何とも言えないかわいい注意書きが...子供たちに「まりなげ」が通じるのかどうか心配です。

*1:大福梅に関して詳しくは、北野天満宮のHPへ http://www.kitanotenmangu.or.jp/ume/info.html#003