連休に人の少ない処..と考え
街の中心辺りへ
匂天神町の駐輪場にバイクを駐め
因幡堂辺りを目指して歩く
今日のお供は還暦を迎えた3本のレンズ
1964年にFLマウントレンズが発売されて
そう今からもう60年前.......
まずは標準の50mmf1.8を取り付けて

ビルの狭間の細い路地
碁盤の目を補完する小路が所々に存在していて
隙間からの陽と照り返しが織りなす光景

ちょっとした飲食店が
隠れ家のように点在していて
オフィス勤めの日々を支えているのかも

そつなく計画されたデザインと
生命の織りなす造形
路地にこそ

烏丸通に面した因幡堂の常夜灯
意外に車の通らぬ瞬間も
シャッターチャンスは少し悪かったかも

懐かしいMinoltaロゴも残る修理店
もうOLYMPUSもカメラメーカーでは無くなって
時代の流れを思い知らされる

今度は中望遠の100mmに持ち替えて
ちっちゃな光景を拾い集めます
レンズも標準並の大きさで
スナップ向き

歩くうちに正午に近付いてきて
建物と陽差しの向きが独特の陰を為します
これも碁盤の目上の街故

さらに準広角の35mmに替えてみて
街角の影を探します
この辺りは休日には本当に静か

駐車スペースの明と暗
この35はかなり甘めのよう
経年変化かフィルターの所為か
いずれも今日はお休み状態

佛光寺まで来て
門は潜らずにぐるりと回る
明るい境内には観光客も見かけず
こちらもひっそりと

お昼の陽が標識の裏に反射して
白壁を照らすのも
ほぼ南中の証
時計を見ればもう正午でした
今日お供の3本
どれもコンパクトな作りですが
サイズの割にはずしりとした重量感も

この3本が発売された1964年というと...
東海道新幹線・東京-新大阪間の開通年で
東京オリンピックの開催年
イケイケの上り坂ニッポンだった頃
どんどんと機材は進化するも
今やこんな感じの世の中
便利ではあるのですが
それぞれの個体の年齢は不明ながら
発売年がいずれも1964年の3本
一眼レフが広まっていくなかFLレンズ群の魁となるもの
同時に58mmf1.2や85mmf1.8と言った
大口径レンズもラインナップされていましたが
必要十分な実用レンズ群
アタッチメントのサイズでは
当時のキヤノンはΦ48mmとΦ58mmが主流で
この50mmと100mmもΦ48mm
今では少し不便なサイズ