船鉾町にて


八坂神社からの移動中に、激しく降り出した雨も一旦上がり、船鉾でも曳き初めの準備が、着々と進んでいました。鉾の前後には盛り塩もおかれ、開始もまもなくと思っていましたが...。
 
 
 

突然の激しい土砂降りと、暗い空を響き渡る雷鳴に、慌てる曳き初めの参加者と、騒然とする鉾町。結局船鉾では、曳き初めが中止となりました。
 
 
 

角を曲がった綾傘鉾に、灯る明かりが目立つほどに、辺りは暗く雨の中。船鉾あたりには、諦めきれない人の輪が遠巻きに、寂しげに見守っていました。
 
久々の雨に一喜一憂してしまいますが、お陰でかなり気温が下がりました。乾燥も解消されて、火事の心配も薄れるでしょう。