旧京阪京津線・御陵みささぎ駅跡の百日紅


いまは山科駅の手前まで、地下鉄となった京津線ですが、私が中・高・大と通っていた頃は、ここに御陵駅があって、この西は三条通り状の路面軌道。駅から東は住宅の間を縫うような、専用軌道となっていました。上りホーム跡に往時を思い起こす日陰棚がつくられ、軌道だった小さな広場に、百日紅が咲いております。灯台もと暗しで、先日初めて気がついた迂闊さ。雄々しくこの地に根付いた姿に、時の流れを痛感します。