京都地方気象台・標本木

 
昨日京都地方気象台開花宣言があったと聞き、とりあえず通りがかりに確かめてきました。建物北側の標本木のソメイヨシノ*1には、1枚目の写真のように、確かに樹の西北側に伸びた枝に数輪の開花が見られました。けれど、樹全体としては、まだまだ「つぼみふくらむ」と言ったところ。
西門にある以前の標本木たる老桜(2枚目の写真)は、今にも開きそうなつぼみが幾つか見受けられるものの、こちらはまだ開花に至っていません。陽当たりで言うと、こちらの方が良さそうにも思えますが、やはりちょっとお歳なのでしょうか。もしまだこちらが標本木なら、京都の開花もまだと言うことになるのでしょうか。
いずれにしても、今年の開花が非常に早いのは確かですが、いきなりこの連休にお花見...なんて、慌てることはないでしょう。

*1:根本の札には「植物季節観測用標本/No.4/そめいよしの/学名:Prunus yedoensis Matsum.」との表記があります。