祇園祭
大舩鉾町では皆正装で神事 いわゆる吉符入の祭礼でしょうか 祝詞に鉾町も静まります 新たに『龍頭』が載せられ 船出に向けて迫力が増しました 出船：舩鉾の鷁に対して 凱旋：大舩鉾の龍 並べて観てみたいところ 荒・波 昼・凪 正式な曳き初めは午後３時から…
こちらはお揃いの”後祭復活”Ｔシャツで作業中の南観音山 鉾町を歩くガイジンさんには鉾建てや そしてこの暑さは どのように映っているのでしょう 鉾建ての傍らでは黙々と作業する姿 ”くさび”でしょうか 暑い中ひたすら木を削られていました 町内の”くろちく”…
暑いです 影も濃いです 北観音山では皆カラフルなＴシャツで 夏の作業に汗だくです 昼休みに入るベテラン陣 会所の奥の方は穏やかなひととき 午前中の作業を終えて 櫓の周りを掃き清めますが 若手さんはもう一カ所 まだ縄がらみが済んでいません 山建ての縄…
月鉾の解体の直ぐそばで 後祭の大舩鉾の鉾建てが始まっています 目まぐるしく移ろって 後祭の始まり 縄がらみのよく判るところ 右半分は完成し左半分を残したところで お昼休みになりました
山鉾は巡行で集めた厄神を 還り着いて直ぐのお囃子と懸装品を解くことで退散させます 小さな山は昨日の内に跡形も無く片付けられますが 大きな鉾は骨組みを残し 翌朝早くから本格的に解体されます 不覚にも二度寝して着いたのは11時半 まだ建っていた鉾も駐…
前祭の巡行が終わったところ もう大船鉾の鉾町ではちまきや手拭いが売られていました 町会所には新調された大きな龍の頭 舩鉾の鷁同じく 大船鉾の舳先で睨みを利かすのでしょうか 大舩鉾のすぐ近く若菜屋さんでは 「大舩鉾復興記念菓」として『青海波』なる…
毎年なんだかんだで良く撮る函谷鉾 長刀鉾には従いついて動く人が多いから... それとも縁でしょうか？ 幅の狭い新町通を ぎしぎし音を立てながら進みます
新町御池の辻回しを前に鉾を降りるお稚児 ようやく新町まで歩いてきたところで 最後の舞いに間に合いました 大人に支えられているとは言え 落ちそうなくらいに身を乗り出して大変そう 強力さんの肩に担がれ 地面を踏まずにお稚児が帰ります それを目当てに駆…
朝から涼しい風も吹き 四条通で楽ちんかと思ったのもつかの間 此処では例年以上の規制で 人垣を超えるのが難しい そんななか函谷鉾が近付き 奥には四条河原町の辻回しを終えた 月鉾も覗きます なかなか撮れないもどかしさのなか 何とか辻回しを収めます
急に話が飛んでしまいますが 注連縄切りの長刀鉾お稚児 そぼ降る雨の所為か 四条通の歩道拡幅のお陰か これまでなら信じられない余裕の観覧でした
出立を待つ四条通の月鉾 幟を持つお兄さんはサービス満点 撮る人のほうに幟を向けつつ
稚児人形『嘉多丸』は鉾上で独り 寂しそうに雨を見つめて
ビニールの覆いをまとい その中に飛天の描かれた『傘垂がり』を準備中
雨の予報に山鉾も雨支度 屋根の上のご神体 伊弉諾尊イザナギノミコトも雨合羽を着ています ビニールの向こうでも 目を見開き歯を光らせて
芦刈山でも雨カバーを取り払い ご神体は今しも芦を刈ろうという姿を見せ 前懸のライオンも先を見ています
巡行前のひととき ちょっとばかり山鉾に近づけます 中を覗いてみたり... 巡行に備えた道具も 宵山には見られないもの 車輪に磨きをかけ 軸には油を差します 紅い笠は鶏鉾の証 お二人の赤い襷は曳き手先頭の誇り
さらに遠く 長刀鉾までを見渡します 函谷鉾や長刀鉾では上がるとの確信があるのか 雨の覆いも取り払っての巡行 観るほうも少し元気が出てきます
朝から雨がちの暗い空に 気も重く巡る鉾町 ビニールの覆いがどうにも寂しい 巡行を待つ舩鉾のイメージ 舳先の鷁げきが飛び出します
ふらふら歩いて占出山に来ると やっぱりついつい買ってしまう”吉兆鮎” やさしい夏の味です 明日は前祭さきまつりの巡行ですが 午前中から夕方にかけて雨の予報です 涼しいのはいいのですけど 陽差しが無いのは残念な夏の祭
そして ”月”も吠える朝
一昨日も撮りましたが 場所がいいのでついつい撮ってしまう函谷鉾 まずは朝日を背に東から 鉾頭の向こうには晴れ間もありました 宵に灯る駒形提灯ももちろん美しいですが 私は朝陽を浴びているのがイイ
朝の鉾町はまだ静かなものの 四条通りの有名鉾には既に人だかり 長刀鉾では売り始められた厄除けちまきなどに もうこんな行列が
短いですが音をもう一つ いや”声”ですね
仕事のために珍しく遅くまで鉾町を廻りました 現場の”音”をどうぞ
朝から賑やかなのはやはり長刀鉾 九時前から粽などを求める行列が出来ていました まだ鉾に上ったりは出来ませんので、 下から眺める鶴と孔雀 鮮やかなのは 当時日本の星座 『逈』に『龜』とは御目出度い文字 ...難しい文字 久しぶりに長刀鉾で買い物などしま…
今朝は風も吹き 祇園祭とは思えない涼しさです 朝から仕事で撮り廻るので その前にちょっと... 山伏山の脇に ちょっとした花壇
鉾町巡りではやはりちまきを求めて... 伯牙山では招福ちまきの他に 個数限定の御守り これは昨年巡行時のご神木を輪切りにしたもの 大きさはいろいろです 郭巨山では派手な大判がついた 金運招福のちまき それと鉾の車軸の飾りを三つ 左から菊水鉾･舩鉾･放下…
”食べられる”岩戸ちまきを求めて 随分と待っているうち 隆々たる入道雲が湧いてきて 通り雨の予感 これが待ちに待って手に入れた 岩戸ちまき
陽が差して雨カバーも暑苦しく見えて... ようやくカバーも剥がされて やっと鮮やかな懸装品が現れます 昼日中でも 闇に輝くような艪の螺鈿細工
まだ準備中の天神さん ここが天満宮になるのでしょう 提灯の上にある傘も こうして見ると大きいのですね
