2012-02-18から1日間の記事一覧

雪の京都御苑_散策

昨年の紅葉の折に紹介した、この「清水谷家の椋」。鮮やかに色付いていた姿から、今日はモノトーンの冬姿。奥に見える大文字山も、青灰色に褪せています。 京都御所の周りを巡るうち、またしも雪が舞ってきました。「松無古今色」の如く、雪の中でも色を変え…

雪の青蓮院門跡・大クスノキ

青蓮院門跡の門前を守る大クスノキは、樹齢数百年の堂々たる大樹。親鸞聖人お手植えとも言われるこの樹は、雪をものともせずに、晴れ上がってきた空へと枝葉を広げています。

雪の知恩院三門

法然上人800年大遠忌に伴う、知恩院前の整備事業で、一般車の駐車・駐輪場と、桜並木がなくなったのは残念ですが、門前は随分すっきり広々としました。徳川秀忠の命によって建てられた三門は、遠目に見ても堂々たる姿。 まだ開門前の三門は、背後からの陽差…

雪の長楽館

円山公園のお隣、百年あまり前に煙草王が建てた洋館「長楽館」も、春を前に雪の模様替え。

雪の円山公園

八坂さんを抜けて奥へと向かうと、多くの桜が雪を湛えて、まるでそれは満開の桜のよう。 やはり痛々しい祇園しだれ。今年はどれほどの花を咲かせてくれるでしょう。ひょうたん池も少し凍り、坂本龍馬・中岡慎太郎像も雪を被って、このような姿。雪の中でも茶…

雪の八坂神社

朝陽が東山を越えて差し込み、石段下の交差点も明るくなる中、また少し雪が舞い始めます。 南門もまた、雪の桜に守られるよう。 本殿でお参りしたあと振り返ると、雪の枝が差しかかっていました。

木屋町通の雪化粧

桜並木も白い綿花をつけ、温かな陽が差してくると、木屋町もこのような風景に。

雪の四条大橋より

鴨川の土手も、すっかり雪に覆われました。朝陽が差して、三条大橋越しに北山の山並みが見えてきました。 橋の上は凍結しやすいところ。通勤通学の足も、朝帰りの輩も、みな足許に気がとられます。

堀川五条から雪の清水寺を望む

京都に残された、市内で多分一番大きな歩道橋から、遠く東山を望めば、雪の東山山腹に、清水寺の伽藍が見えます。雪の解けた路面が、明るくなり始めた東の空を映す、七時前。

東寺・雪の朝ぼらけ

九条あたりはそれほど積もっておらず、東寺の塔もうっすらとした雪化粧。冬の京都らしく、めまぐるしく変わる空模様で、小さな雲がフルスピードで通り過ぎます。

阪神高速京都線・通行止め

名神は走っているというのに、阪神高速は雪で全線通行止め。ほぼ全区間高架で、吹きっ晒しの新道は、自然の前には脆いものです。結局11時頃まで、この通行止めは続いたようです。

雪・未明の京都駅

奈良線の始発電車が、早起きの客を待つ5:15。雪で静まりかえる街に、東海道本線の発車音が、吸い込まれていきました。 始発前、まだレールの上にも雪が残りますが、凍結防止のランタンが、黙ってポイントを守ります。保線の苦労は、24時間休み無く...。

蹴上の雪・未明

未明に目覚めると、辺りは雪に埋もれていました。冬タイヤで凍結した九条山を越えると、インクラインの桜並木は、真白な樹氷の状態...未だ朝5時。