東福寺・国宝三門特別公開

“第50回京の冬の旅”で公開されている三門へ
紅葉の時期とは違って
冬は静かです
 

 
池の枯れ蓮が冬の絶景
残念ながら内部はもちろん
上からの眺めを撮ることも禁止
 
 
 
 
 


 
三門の扁額には
室町幕府第四代将軍・足利義持の筆で『玅雲閣』と
女人禁制だった当時
文字にまで“女”の文字を避けた生真面目さ
奥手に見える本堂の扁額には『毘盧寶殿びるほうでん』とあり
明治までここに居られた“大仏”を示しているとも
 
 
 
 

 
三門の様式は五間三戸二層二重
五本の柱には四角い穴
位置の修正用とか...
左奥の四角い柱は
秀吉の命により耐震補強のため
後付けされた通称『太閤柱』
 
 
 
 
 

 
本堂と三門の間には大樹の『イブキ』
江戸中期の『都名所図会』には既に
『円柏いぶきの古樹は開山国師 宋国より携え来る』と
明治期の仏殿の焼失時の影響で
北側の枝を払われたものの確と立っています